NHK ETV特集「〜アトムとAKIRA 〜 大友克洋が語る手塚治虫」
のぐちから「Fと大友が対談したときに……」という話を、ひょんなことから聞いて、恥ずかしながらこういう番組があったことをつい先日知りました。
F先生は当然として、大友も相当ハマっていた口なので、これは凄いぞと観てみました。
イメージの中では最もお年を召された感じのF先生の所へ大友が訪ねて、そこで色々と話を聞くパートが全体の1/4ぐらいでしょうか。F先生の口からは当然色々と大手塚先生の話が出てくるわけですが、初めて『新宝島』を読んでからの思い出のディティールがかなり詳細なのが面白かったです。大友も「よくおぼえてんなあ」という苦笑を途中でしていたぐらいで。
大友が現在の漫画に危機感を抱いているといったら、F先生は当然やんわりと「絶滅するかもしれないけど、まだまだ先なんじゃないかなあ……ボクが楽観的すぎるのかもしれませんけど」と言っていたのが素晴らしかったです。