男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ローグ・ワン』を最高の環境で観るための最終確認

さてさて、年末恒例になりつつある『スター・ウォーズ』を観るための劇場環境考察ですが、今回は『フォースの覚醒』の時とは違ってシンプル。ただし、また面倒なことになっている状況ですw


●『ローグ・ワン』のフォーマットを確認しよう!

まずは大元の『ローグ・ワン』の製作フォーマットに関して簡単にまとめてみましょう。

一時ウルトラパナビジョンで撮影されると大盛り上がりしましたが、実際には

【ウルトラパナビジョンのアナモフィックレンズを6Kデジタルカメラ(厳密には少し違いますが)に装着しての撮影】

ということになりますので、「ヘイトフルエイト」の様な60年代に製作されたようなフィルムベースのものとは違います。とは言え、アナモフィックレンズを用いているので、アスペクト比はどうなるのかという問題はありまして、現在少数のプレミア鑑賞者による報告では「普通のシネスコサイズ(1:2.40)みたい」ということです。

ウルトラパナビジョン70という方式は簡単に言うと70ミリフィルムに圧縮レンズを用いてアスペクト比「1:2.75」という横長画面で製作されます。

いちばん有名なのはやはりこの『ベン・ハー』(厳密にはウルトラパナビジョンという表記ではないんですが)でしょうね。初めてこちらのノートリミング版を観た人は必ず「ほっそなが!」と驚かれると思います。


とまあ、とりあえずアスペクト比のことはおいておいて、重要なのは『フォースの覚醒』の時のように「一部がIMAXフルサイズで撮影されました!」とかではないということです。基本的には全編同じ横長の画面で上映されます。

というわけで、スクリーンのアスペクト比で言えば「シネマスコープ」サイズのスクリーンで観るのが最適といえます。


そして、いよいよ本題今回の「ローグ・ワン」


なんと、『フォースの覚醒』では見送られた【4Kマスター】での製作が確認されたということです。

ただし3Dでは2K。


つまり2D上映に関しては4Kということになります。



●またまた立ちはだかる4K上映可能なスクリーンに関して

結局毎度毎度悩まされる4K上映可能なスクリーンについてですねえ。

なんで一番大きなスクリーンなのに4K対応じゃないの! とかそういうのは去年散々愚痴ったので繰り返しませんが、要する3D上映するために(お金儲けのために)大きなスクリーンには4K可能なプロジェクターの導入が殆どの劇場で見送られているということです。

ただし、後述するようにSONYのプロジェクターは3D上映も可能な上に4K上映にも対応しているので、そちらを導入されている劇場では3D上映しているスクリーンでも2Dなら4K上映可能という場合もあります。


さて、それでは、どこが対応しているのか?


今回わたくし、関東近辺の劇場(ローグ・ワンを上映する)に片っ端から電話で確認をとってみました!!!!



もう、最近電話なんてしたこともないからしんどいのなんのってw


しかも、全部最初は案内テープからのボタン選択でオペレーターへの切り替えなのでこれまたしんどかった。


なので、関東近辺のみ(もちろん抜けもあります)ですが、みなさんと情報を共有したいと思います。



【関東近辺映画館の4K対応スクリーン一覧】
【「ローグ・ワン」関東近辺4Kスクリーン上映一覧】

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