男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

まんが道 久々の一気読み


ブックオフ文庫版セット価格-現在4000円とお手頃)

<肉筆Webサイト DEAR SAINO AND MAGA>

大型台風が近づいてくるので、今日は家から出ずに何か漫画を一気読みしようと思った!

気合いを入れるときの座右の書、それが藤子不二雄A先生の傑作『まんが道

ボクは昔から愛読している中公愛蔵版の全4巻を引っ張り出して寝床でゴロゴロと読み始めました。

いやあ、やっぱり面白いなあ。F大全集のおかげでF先生漬けの日々ですが、久しぶりに『まんが道』を読むと引き込まれます。二人で一人といってもやっぱり二人は別の作家だなあと痛感してしまいます。それはF先生の描いたF流『まんが道』とも言える『未来の想い出』を読むとよく分かります。A先生のナレーション処理を多用した作劇法は客観性と主観性を見事に融合させて、感情移入が半端じゃないです。

あと、よく考えたらこの漫画って当然少年誌に連載していたわけなんですが、最初の立志編こそ青春漫画になっていますけど、満賀が新聞社に勤めだしてからの展開は明らかに青年誌のサラリーマン漫画としても通用します。よくもサラサラと描いてたもんですよ。素晴らしい。