男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

やったぜ、加山!

テレ東の「男達の風景」に、加山雄三登場。

多趣味人間と称される人間は数多いが、これぐらい世間のイメージと食い違っている人も珍しい。

いつまでたっても若大将なのはいいとして、「知ってるつもり」の偽善者イメージが邪魔だ。

本当の加山を知っている人間なら、その発言に「まったく真意」などなく、「思ったまま」喋ってるだけに過ぎない事を説明する必要は無い。

で、今回の加山ホビーは

1/80のジオラマ鉄道

キタ!

「子供の頃からの鉄道少年」である加山。子供の頃に描かれた「登山鉄道」の描きこみ様は、紛れも無いホンモノぶり。

して、出来上がったジオラマの中で、嬉々として(これが本当に嬉々としているのは云うまでも無い)操作する加山。

ホームの停止線でピタリ停めるや一言。

「おれ、電車でGO!やってるからな」

うんうん。

加山のゲーマーとしての正体を知っている人間には頷くばかりの発言だ。


そして、たった今、ジョン・アレンのジオラマ鉄道の写真集をカメラにみせつけながら、いかに彼のジオラマが素晴らしいかを力説!!

なんつうか、彼に何らかのレギュラーを持たせないと文化的損失だぞ本当に。


みなさん、加山雄三を勘違いしないで!

番組のラスト、嬉々として(勿論本当に嬉々として)、

「授業中なんてさ、電車が通るたびに車輪の音で電車が分かっちゃうんだよ。へへ、へへ。授業なんて聞いちゃいねえ」

わはははは!!

あれですよ。黒澤明の「天国と地獄」で江ノ電の音を聞き分ける職員(沢村いき雄)みたいなもんですよ。