カリメロ装備の憂鬱
これも戦士の宿命なのか
FF14新生エオルゼアをプレイしている目的やモチベーションは人それぞれ。「誰だってこうやる。オレだってこうやる」が一大原則と言っていい。
よしPがことあるごとに前髪をいじくりながら「ファイナル・ファンタジーのナンバリングタイトルとしてストーリーを堪能して欲しい」と言っているように、ストーリーを楽しむのも大きな目的でしょう。
そして、もう一つの重要なモチベーションに「着せ替えプレイ」があるのも事実。スタンドアローンのオフラインゲームではいくらいい衣装を手に入れても楽しむのは自分だけ、咳をしても独りなのと同様かなり切ない。が、MMORPGなら道行く人々すべてに「見せびらかす」ことができるし、事実「なにもこんな平民だらけの町中にそれを着てくる必要ある?」というような絢爛豪華でクールな格好を持っている人も多数。
逆に言えば、それは歩かないロバを歩かせる人参。
つまり、手に入れられることはわかっているけど、おいそれとは手に入らない。
そんななので、「おお! これはかっこいい!」と思える装備なんて10レベルに一つあるかないかというのがエオルゼアという世界の非情さ。
我がビューティー・デヴァイセスは新生の頃より誕生したルガディン女という、極めて珍しい種族である。今風にいえば奇行種。すれ違う可能性もけっこう低い。
それでもビューティーはその名が示す通り女なのだ、女子なのだ、乙女なのだ。
戦士である前に独りの女でありたいと胸に秘めながら今日も今日とて巨大なカニやハエどもに鉄斧を振り回しているのだ。
であるからして、新しい装備がクエストでもらえるとなると、それでも目をランランと輝かせているのだ。「あたしだってオシャレがしたい!」
と。
そんな中、今日も一揃えの装備を各種NPC様方から、ありがたく拝領いたしました。
それをご覧いただこう。
………
まあ、あれですよ。そうは言っても、白ってのはなかなか気持ちが宜しい。上だけ番長だった上述の写真に比べれば上下揃っただけで大分気分はいい。
もっとも、ご褒美のムービーでは、白いカリメロがただただ立っているだけなので、感情移入不可能的、ダイナマイト一触即発的、猛毒セリフ的、罪悪感ゼロ的な気分に陥りますが。
ただし、ビューティーにはエモーションという「女の武器」がある!
ここは乙女の宝刀「お辞儀」しかない!
10回見せて、10回とも大爆笑とれましたよ。
これぞ鉄板というんでしょう。
アニメーションのデザイナーを担当している人は、各種族にひとつは「仕込み」を入れているようですが、ルガディン女はよりにもよって「お辞儀」なんスよ。
結論から言うと、
「ペリカン装備はやめて……」
幸い、このペリカン装備、クリエイターのお歴々も「分かっとるって、ほんのジョーク!」という算段だったようで、わりとすぐにその天寿を全うし、違う装備に切り替わることになりました。
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不思議なもので、これでもペリカンを観ているだけに、「けっこういいじゃん! EEJUNP!!」ってなっちゃうから切ないもんです。
これも長い付き合いになるかもしれないしね……
あれだよね。絶対にクエスト装備は満足感を与えないように調整しているよね。多分ダンジョンでのドロップアイテムは素敵すぎるビューティー装備があるのでしょう。
という訳で、ダンジョンもっと行きたいなあ。
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