男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

パックリモンスターの思い出

最初にやったゲームはなに? みたいな記事を読んでいて、動画を検索したらやっぱりありました! いい時代になったもんだ。

音楽とか音とか、失禁するほど懐かしい。

発売時期は81年頃ということなので、小学四年生でこれに夢中になっていたというのはなんだか不思議。もっと低学年だった気がするんですが。

このゲームの記憶といえば「電池」と「ACケーブル」です。

当時カセットレコーダーを姉から譲り受けたボクは、お正月のお年玉で単三電池を箱買いしたんですよ。ですが、カセットレコーダーって意外に電気を喰うので、あっという間に箱は空っぽ。困ったボクはそのカセットレコーダーを色々と調べてみたところ、イヤホンジャック以外に本体下部に穴があることに気付いたんですね。もしかしてと思って電気屋さんに持って行くと、それは「ACアダプター」のジャックであると。「アダプター?」と思って詳しく聞いてみると、なんとコンセントから電気をとって、「電池なし」で使うことができるという夢のような装置だったんですよ! 結構な値段したと思うんですが、電池を箱買いするよりよっぽど経済的であると母親を説得して経費を捻出。注文してあったケーブルを早速購入して(確か母親に相談する以前に注文していたような気がします)、いざカセットを再生。

なんと、電池で聴くよりも抜群に音がいい。思えば電池だとすぐに消耗して回転が鈍るんですよね。だから回転が安定しているだけで、明らかに音が良くなっているわけです。

そこで話が戻るのですが、このパックリモンスターも電池との戦いでした。しかし! このパックリモンスターにもなんとACアダプターのジャックが付いていたんですよ。規格が合わなかったどうなっていたのか分かりませんが、なんとカセットレコーダーのために購入したACアダプターは問題なく接続可能。そしてプレイすると、「画面が明るい!!」 電池だと……

このゲームはあまりにもやり過ぎて、目をつぶっていても完全に自機をコントロールできる上に、敵の動きにランダム性はまったくないので、電池が消耗してほとんど真っ暗になってもまったく支障なくプレイできるという状態でした。今思えばそれってゲームをプレイする楽しみなのかと思わなくはないですが、子供はそれで十分楽しいんですよ。

しかし、ACアダプターのおかげで眩しいほどの画面で延々プレイできたのでした。まあ、そうなってきたころにはちょうど飽きてしまってあまりプレイしなくなった気がしますが……


というわけで、ゲームというよりも「ACアダプター」の思い出になってしまいましたが、それぐらい「ACアダプター」というのはロマンにあふれたガジェットだったんですよ。子供のボクには。ははは。