遊星からの物体X (HD DVD)
まったく何をやっているんだかという感じですが、本日やっとこさ到着しました。ほぼ2週間も遅れるってどうなってんだ! どうなってんだ! クソ!!(ギアッチョ風)
今日なんて池袋のヤマダ電機(LABI)に行ったんですが、普通に売ってましたよ(一枚ですけど)。
まあ、届いたんだからいいですよ。
最初に残念なことを報告しなければいけないのですが、日本語吹替えは収録されていません。今確認してみたらHPも直してありました。まったく適当にスペックを表記するのはやめてほしいですよ。
ただ、嬉しいのはカーペンターとカート・ラッセルの音声解説にちゃんと字幕が収録されていることですね(DVDやLDでは対訳封入)。音声解説はやっぱり画面と一緒に聞いてこそ楽しいので。
HDメディアのクオリティですが、DVD時代から日本では結局ノンスクィーズ版しかなかったので比較の対象にならない高クオリティです。LD-BOX時代からお馴染みの特典もそのまま収録されています。ここはそろそろ10年経つので新しいドキュメントの一つも欲しいところでしたが。
映像はディーン・カンディのクールな照明設計による冷たい空気描写がさらに際立つほどディティールが細かく再現されています。役者の吐く白い息もリアリティ抜群で、凍った髭などもきめ細かく再現されています。それにしてもより細かく見えるのにも関わらず、相変わらず気味の悪いロブ・ボッティンのイフェクトは圧巻の一言。シベリアン・ハスキーの変態シーンのクライマックスでギョロって見開かれる目(最悪!)が、グリンって不自然に動くのもハッキリと見えるのがビビリます。
何にしても、まずはカーペンター映画のHD第一弾として必携といえます。