日曜ロードショーその2『デッド・カーム』
価格: ¥ 2,250
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ドルビーtrueHDでも2.0ch
最近は予約段階で半額という大盤振る舞いのワーナーブルーレイですが、何のことはない販売後はさらに55%引きという素晴らしさ。一気にブルーレイを普及させようという気構えがワーナーらしくて好きです。
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『デッド・カーム』は今から21年も前になってしまった1988年の作品。ジョージ・ミラーが製作に回って、フィリップ・ノイスが監督をしたオーストラリア映画です。
洋上に浮かぶ二艘のヨットだけを舞台にしたサスペンスなので、主要登場人物はサム・ニールとニコール・キッドマンとビリー・ゼーンだけ。当時はサム・ニール以外は殆ど無名で(サム・ニールにしたってダミアンの印象しかありませんでしたが)、ニコール・キッドマンは『ネバーエンディングストーリー』の同時上映で観た『BMXアドベンチャー』ぐらいしか知りませんでした。
ビリー・ゼーンはこの映画で一躍名前をあげたのですが、瞬きの多さとまつげの長さが強烈な印象を残します。
物語は、ヨットでクルーズをしている夫婦が、沈没寸前のヨットから逃げてきた男を助けたことから始まるサスペンス。
夫は沈没寸前のヨットに取り残されて懸命のサバイバル。妻はサイコな男を相手にこちらもあの手この手の駆け引きでサスペンス。それが同時進行で描かれるのですが、中でも夫のサム・ニールが繰り広げるサバイバルは、どんどん状況が悪化していく展開が素晴らしくて、絶体絶命マニアにはたまらない逸品です。
グレーメ・レベルのユニークな音楽もサスペンスフルで素晴らしい。
HDクオリティとしては良くも悪くもないのですが、当然DVDとは雲泥の差。沈没寸前のヨットのディティールが細かく再現されていて素晴らしい。音声はドルビーtrueHDですが、5.1ch化されることもなく2.0chのまま収録されています。そして、吹き替え音声が収録されていて驚きました。聴いたことがないので楽しみです。
扶桑社
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