男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ジェリー・ゴールドスミスの傑作『カプリコン・1』のサントラを聴きました。

先日、一ヶ月ぐらい前に発送されていてすっかり忘れていた『カプリコン・1』のBlu-rayが到着しました。


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そして、先日新宿のディスクユニオンシネマ館へ行ったらば、神がそれをみこしていたかのようにこのサントラを用意していたのです!!

しかも、500円!!


実はこの『カプリコン・1』のサントラには因縁といいますか、無念がありまして。


ご存知の通りこのサントラはいわゆる「再演奏」盤です。当時のサントラにはよくあった(『ジョーズ』もそうでした)、改めてレコード用に演奏してそれを発売するというものです。

川口浩探検隊』でかかっていたのも、当然こちらのサントラをそのまま使っていたんですから、ハッキリいって個人的にはこちらの演奏のほうが相当耳に馴染んでいますw


とはいえ、映画本編での演奏はこれまたハッキリと違っていて、メインテーマなんてウルトラ硬派なんですよね! めちゃカッコイイの! モロにゴールドスミス爆発って感じで。


これがレコードのバージョン。川口浩探検隊のテーマともいうべきバージョン。



これが本編のバージョン。ね、ぜんぜん違うでしょ!!!

いずれにしろ、どうやったらこんな燃える音楽を作れるのか本当に不思議でなりませんが、とにかく燃えまくりなんですよ。


で、こちらの本編の演奏を収録した「本物のサントラ」も一度発売されたことがあるんですよ。


もう、喜び勇んで予約して、まだかまだかと待ち望んでいたのですが、周りの人たちに次々と届く中、ボクのは一向に届かない! 結果的に注文は受注されていなかったようで、商品はこぬまま、あっという間に品切れ状態に……


サントラの師匠であるSOWさんの情報によれば、もうすぐ再販するかもしれないそうで、その暁には必ずやゲットしようと手ぐすね引いて待ち望んでいます。


ともあれ、こちらのレコード盤を聴きましたところ。まあ、これがやっぱりいいんですよねえ!


結構久々に全編を通して聴いたんですが、同じフレーズをあの手この手で使いまくるという、バーナード・ハーマンの『サイコ』なんかでも有名な手法ですけど、このサントラは様々なバリエーションで聴かせてくれます。本編でこんなにバラエティに富んでいたっけと不思議になるほどです。

本編同様全編緊張感が張り詰めた傑作ですね。

こんなの聴いたら一刻も早くBlu-rayを観なければなりません!!


カッケエエエ!!!


ついでにこっちも!