『乙嫁語り7巻』を読みました。
乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス)
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一転して静かなお話。だがそれもいい!
前巻が再度アミルを描いた上に、いきなりのアクション巨編で腰を抜かすぐらい燃えたんですが、一転して今回は新しい乙嫁アニスの静かな生活が描かれます。もう森薫が描いていればなんだって面白いと思えるほど好きになっているので、今回もうっとりと堪能しましたね。はい。
今回は女性同士の「姉妹妻」という素敵過ぎる風習を中心に、ハーレムがただの「男の性欲中心」ではなかったり(勿論そういう側面も大いにあるでしょうけどw)、風俗や社会としての意味付けも描かれていて大変興味深い内容でした。
個人的には、本編では描かれないであろう、「あんなこと」や「こんなこと」を想像するだけでヨダレが止まりませんが、そんな邪念を抜きにしても森薫の絵を観ているだけで眼福なんです。
今回本人もあとがきで書かれているように、画のタッチが少し変わっていて、「裸ばっかり」なのを差し引いても「あっさり」としたタッチで描かれています。
これがまたいいんですよねえ。今までの「ガッツリ」描きこまれた(ちょっと異常とも思えるほど)絵画のようなタッチと較べても、こんかいのエピソードに相応しい「柔らかさ」とか「サラサラ感」がピッタリしていて絶妙です。
現在発売中の掲載誌「ハルタ」にこのエピソードの後日談が載っているそうなので、そちらもちょっと読んでみたいですね。
ハルタ 2015-FEBRUARY volume 21 (ビームコミックス)
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乙嫁語り 7巻 (ビームコミックス(ハルタ))
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