レコード再デビュー視聴編!(&クリーニング編)
というわけで、長き道程を乗り越えて、ついにレコード(アナログ)再デビューの時がやってまいりました!
前回も書いていたことですが、やはり最初は何を聴くんだよという話になりますよね。ええ、これは非常に大事なことです。
ただ、これは前々から決めていたので今回は悩まなく済みました。
それがこちら!
今はなき渋谷のサントラ専門店すみやでジャケット買いしたジョン・カーペンターの『ニューヨーク1997』西ドイツ盤。どうですか、このジャケットのカッコヨサ。
レコードスタンド的なものがなかったので、足置きにしていた昔の壊れた椅子を横に持ってきたら結構いい感じw
後述しますが、この椅子が回転するのでクリーニングするときに非常に使い勝手が良かったw
ついにレコードがターンテーブルに乗っかりました。このレコード自体も新品購入されてそのままでしかたら、初めての再生になりますなw
飽きるほど聴いているサントラなので、ピッチ(回転速度)が全く問題ないことは聴いただけで分かりました。なので、セッティングの時に省略しても問題なかったわけです。一応ストロボを確認したところ、真ん中の赤い光が完全に停止しているように見えるのでOKなんでしょう(間違っていると左右どちらかに流れてしまうようです。自転車のホイールを観ている時と同じ原理)。
音の善し悪しに関しては、まあ「よくわからない」という事になりますかねw カーペンターの作品でもわりと初期の作品ですし、予算もそんなにかかっていないし、いつもの音出しw CDで聴いていた時と殆ど印象は変わりません。ただ、ノイズとかがやったらと「あああああ、レコード聴いている!!」って感じになるのは凄いw
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人気のあるサントラなので、CDでは今でも普通に購入できますね。
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AmazonUKではレコードも普通の値段で購入できますね。ただ、ジャケットは正直ダサいなw
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ここでクリーニングのお話をちょっとばかし。
酒井さんから勧めていただいたフラッシュ・ディスク・ランチのレコード洗浄水を早速試してみました。
お風呂場で使う洗浄液の要領で、レコード盤面に電解水を吹き付けて、付属のマイクロファイバークロスで拭き取る。使い方は恐ろしいほど簡単でした。実際盤面も光り輝いて綺麗なもんです。
こちらも準備して使ってみました。一度掃除をしてきれいなレコードなら、聴く前にこれでさっとひと拭きという感じの使い方が便利でいいかもしれません。湿式なので液を上部から補充して使います。
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それにしても、物理的にレコードに針を落として回っているのを見ながら音楽を聴くというのはなんとも言えない気持ちよさがあります。これは音質とはまったく別物の楽しみですね。やっぱりパッケージメディアは滅びてはいけない。
そして、次に聴くのはやっぱりこれまた死ぬほど聴いてきたこちら!
こいつがぶったまげました! 明らかに音がいいんですよ! 100円なのにww
CDやそれを録音したテープでずっと聴いていたのとは明らかに「鮮度」が全然違います。デジタル・トゥ・デジタルならぬ、アナログ・トゥ・アナログの底力を感じさせてくれました。構成も当然ですけど、明らかにA面B面を意識して作られていますし。大好きな♪チエちゃん の空気感の高揚は感動的ですらありましたよ。
いやあ、他の陽水のレコードも楽しみですね。
40周年ということで様々なパッケージが出ていますね。最新のこちらのリマスター版もぜひ聴きたいところです。
なんせ日本初のミリオンセラーアルバムですからね。レコード自体も探せばどこにでもあると思いますよ。単純に大きなジャケットはそれだけで所有欲を満たしてくれます。
しかし、あの針がスーッと静かに盤面に降りていく感じはこたえられませんねえ。レコードこれからも楽しませてくれそうです!