男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

レコード(アナログ)プレイヤー再デビュー設置編!

ついにレコードプレイヤーTechnics SL-1301が到着しました!

午前中から頼んでいたカートリッジやらフォノイコライザーやらクリーニングセットやら同じくクリーニングの液やら何やらが到着しつつ、お昼ごはんを食べている時に大本営であるレコードプレイヤー本体Technics SL-1301が到着。

嬉しい半面、あれこれとセッティングするのを楽しむような根性が昨今薄れているのでw ちょっとご飯を食べ終わるのを待ってからユルユルとセッティング開封やら設置やらを開始。

本体は9キロ弱でずっしりと重たいのがなかなか頼もしい。酒井さんからも教えられたのですが、発売当時(1979年頃)でも入門機ではなく普及機であるということなので、ボクが以前使っていたパイオニアのコンポに乗っかっていたプレイヤーとは重さからして違う。

別に同梱してくれていたターンテーブルもずっしりと重く、それをヨイショと本体に取り付けます。

で、

ここでやらなきゃいけないのはカートリッジの交換作業。もともとこちらの商品には標準でヘッドシェルとカートリッジが付属しているのですが、どうせなら新品のカートリッジで聴こうじゃないかと柄にもなく考えて別途カートリッジを発注したんですね。

ド定番といわれるお値段も安いSHUREのカートリッジです。まあ、初心者なのでスタートとしてはこれでいいんじゃないかと。ちなみに酒井さんからはM44-7も推薦していただいたので、機会があれば聴き比べもしてみたいですね。


で、またアンソニーさんの動画を見ながら気合を入れて交換作業開始。

もう、今までは笑いながら観ていたこちらのアンソニーさんの動画、交換作業を実際にやってみると全然笑えませんw もう共感しまくりw

まずはアームからヘッドシェルごとカートリッジを取り外します。

そんでもってTechnicsのカートリッジをリード線ごと取り外す。

SHURE M44Gを開封します。カートリッジとは別に取り付け用のキットとリード線が袋に入っているので開封

そして、いよいよリード線を取り付けるんですが……

見てお分かりのように、まあその小さくて細くて密集していることw これ、ハッキリ言ってメーカーがやる作業ですw 21世紀ではこれをユーザーにヤレというのは無茶な話です。もっとも、だからこそこのプレイヤーにはもともと備え付けられていたわけで、そこはさすがTechnics=松下電器ってところです。勝手に交換しようっていうんだから、それぐらいの作業はしかたないのかもしれません。

悪戦苦闘の末に四本のリード線をそれぞれの端子に接続。どれぐらい悪戦苦闘だったかというと、親指の爪の間から出血してしまうほどw

針を交換するだけなら針の部分をスルッと外して交換できるのですが、カートリッジを交換するとなるとこの作業が待ち構えているわけです。ヘッドシェルを好みのものにしたいという気持ちもわかるんですが、ヘッドシェルと一緒になっている物を買いたいもんですね。


とはいえ、アンソニーさんの動画のお陰であるていどの覚悟ができていましたから、なんとか頑張ることが出来ました。ありがとうアンソニーさん!


で、これからは非常に楽ちんです。レコードプレイヤーの設置はカートリッジの交換さえ済ませればOK!


続きの作業はこちらを参考にしました。

○ゼロバランスの調整方法

要するにアームを本体に対して水平にする作業なんですが、カートリッジを取り付けてさあやってみようとしたら、「ん? もうできてないか?」とw ここはさすが中古ならではといいますか、以前のオーナーさんが設定したまんまだったようで、恐ろしいぐらい綺麗に水平になっていました。ここでもアンソニーさんの動画を参考にして間違えないように確認したので大丈夫のはずw

要するにアームを上げ下げするレバーを「下げた状態」(ヤジロベーがフラフラしている状態)でバランスとらないと意味が無いぞという話。


○針圧の調整方法
○アンチスケートの調整方法

アームが水平になったら、カートリッジの重さを足してレコードの盤面に針を落として圧を加えて音を読み取るわけですな。その重さを調整するのが「針圧」。これはカートリッジのパッケージに書いてあります。M44Gは0.75g〜1.5gということになります。色々とネットで読みかじった知識であれば、軽めより重めにしとけということだったので、遠慮なく錘の数値とアンチスケートの目盛りを1.5に設定。アンチスケートってのは針が内側に引っ張られる力を相殺するためにアームに外周へ働く力を加えてやるってことらしいです(詳しいことはよくわからないけど)。基本的に針圧と一緒にしていれば問題ないようになっているそうです。


○回転速度の調整

レコードの回転速度を調整するらしいんですが、あれこれ探してみてもそんな調整つまみ的なものが見当たらない。ストロボ(回転速度があっていれば光が流れないので分かる)は光っているんですが。もともとフルオートプレイヤーなので、そこは自動なのかなあと楽観的に考えてとりあえず無視w

※実は他にもオーバーハング調整という、針先が中心から15ミリ(これは機種によって違うけど、1301は15ミリで、一般的に大体の機種は15ミリだそうです)になるように調整しないといけないんですが、Technicsのヘッドシェルはネジ穴が固定されているので、この調整はできない模様。ただ、試しに測ってみたら殆ど15ミリぐらいだったので、まあいいかなとw 別のヘッドシェルを買ったら調整してみますw


続いて、フォノイコライザーへの接続。


前回も書いたように、フォノイコライザーとしては最安の商品。まあ、入門ということでここから始めます。

開封してみます。小さくて軽い。質感は安い割にすごくいいです。

プレイヤーからのケーブルとアース線を取り付けて、付属のケーブルでアンプに取り付ける。アンプにはAUXが空いているのでそちらを使います。USBとAUXが前部パネルのボタンで切り替えられるので、このアンプを選んで良かったといえますw


さああ、いよいよセッティングは完了しました!

次は実際に再生してみましょう!!!