男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『エンダーのゲーム』★★1/2

公開したことをすっかり忘れていて、妻が寝静まったのを見計らってレイトショーで観てきました。

なんとイオンシネマ板橋では吹替版のみの上映。まあ、吹替版は好きなので気にせず観ました。キャストもベテラン揃いでクオリティもまったく問題ありませんでしたし。

なんといってもハリソン・フォードを安定の磯部勉さんがやっており、間違いなくフォード自身より演技がうまいですからねw

まあ、それにしてもハリソン・フォード盤石の「いつも」ブリはファンとしてたまりませんね。表情とか動きとかとにかく最低限の事しかしないですから。

『ヒューゴ』でも魅力的だったエイサ・バターフィールドがエンダーを演じていて、イライジャ・ウッドばりの眼力芝居をみせてくれます。ヒョロヒョロの身体がゲーム世代を先取りしたエンダーのキャラクター造形にピッタリ。

音楽をまさかのスティーブ・ジャブロンスキーが担当しており、『トランスフォーマー』に続いてボク好みでした。一本調子で、どこかで聞いたような雰囲気なんですが、全体的に漫然とした本編を力押しで盛り上げてくれます。

エンダーがキチンと「人望」を駆使して子どもたちをまとめあげていくのが、どこかのサード・チルドレンと違っていいですよねえ。

しっかし、ひいきのアビゲイル・ブレスリンは可愛いんですが、ヒロインのヘイリー・スタインフェルドは『トゥルー・グリット』以上に好みじゃなくなっており、華のなさが半端じゃないな。