男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記』まさに序章だった驚き!

ショーン・ビーンのキャスティング

文庫本が5分冊で出版された時から数えること10年近く。ずっと興味津々で周辺を周回していたのですが、ドラマ版が大評判になって俄然興味が再熱するも、再出版された文庫版でもやはり途中で挫折。

ドラマなら観られるはずと思いスター・チャンネルで観始めるも、残酷描写の規制にすっかり観る気が失せて放置。

そうこうしているとブルーレイが発売され、それなら残酷描写の規制もないはずと思いつつ、FF14にハマって再び延び延びにw

しかし、帰省した時に友人から強力な推しがあったために、帰京後そのまま一気に全話鑑賞←いまここ。


ヤバイ!!!


これは無茶苦茶面白いです。


ショーン・ビーンのキャスティングが終わってみれば確信犯であることが分かるあたりで推して知るべしな魅力。


様々な人間模様が幾重にも重なって、続きが気になって仕方ないのは海外ドラマのお約束とはいえ、中世ヨーロッパをモデルにした架空戦記に(今のところほんの少し)絡んでくるファンタジー要素がなんとも言えない興奮。


第一章では、まさかまさかの「序章」に過ぎないという恐ろしい骨太さ。


いやあ、これは面白いです。


小説の方でもわかっていたとおり、全体の中でも序章の上に、物語が動き出すまでにかなりの時間を要するのが欠点でもあり良さでもある。ドラマもその点をキチンと再現しているのは有料チャンネル放送ならではの強みなのでしょう。4話〜5話目ぐらいまではストーリーとしてはかなりゆったりと進んでいくのですが、中盤以降はグイグイとディスクを入れる手を止められません。

多彩な登場人物が多く登場する中、やはり<子鬼(インプ)>とあだ名される小人のティリオンの魅力がたまりません。途中まで読んでいる原作でも大変魅力的だったのですが、演じるピーター・ディンクレイジが強烈な魅力で観客の興味を惹きつけてやみません。どんな状況でも軽口と毒舌を忘れず、しかし実は弱者に対する思慮が深い。コメディリリーフとしてもキーキャラクターとしてもこれからどんな活躍をしてくれるのか楽しみでなりません。


既に発売中の第二章も一気に観るとして、現在第五部まで発行されている原作にもやはり手を出す必要がありそうですね。