『とめはねっ!』第一回目の感想
まさか本当に双子だとは。
http://www.nhk.or.jp/drama8/tomehane/
全6回と言う適度な長さなので、下手に水増しされずにポンポンと話が進む。原作の「すっとぼけた」部分は若干NHKフィルターとでもいう感じで「フツー」のギャグになっている。ただ、コメディに徹した演出はいいとしても、縁の手の怪我がバレるシークエンスは漫画の「すっとぼけた」処理のほうが良かったと思います。
一番驚いたのは日野部長の双子処理。亜希子と言う人が部長のひろみを演じているのですが、奈津子と言う本当に双子の人がよしみを演じているんですね。観ていて「最近の合成はわかんないなあ」という本末転倒な驚きを感じていたのですが、どう考えてもテレビでこのレベルの合成処理は技術の無駄遣いだろうと思い始めて。案の定調べたら本当に双子の女優さんでした。ムチャクチャ似てるな。
その部長をはじめとしてキャストがやたらとイメージを尊重してあるのも楽しいです。加茂役の赤井沙希も身長が高くていいですよね。赤井英和の娘さんだったとか全然知らないのでびっくりです。やっぱり170センチ超えるとたまらない魅力を感じてしまいますね。高身長フェチとしては。(どうでもいいんですけど、23歳で高校生を演じてるのってアメリカのドラマみたいですね)
次は駅前でのパフォーマンスが描かれるようなので、大好きな合宿エピソードも描かれそうで楽しみです。
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原作は河合克敏ならではの「すっとぼけた」味わいが堪能できます。『モンキーターン』で描かれた三角関係が意外にドギマギさせてくれたのですが、この『とめはねっ!』では学生らしいラブコメ路線で行って欲しいなあ。