男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

宇宙戦艦ヤマト 第6話

宇宙戦艦ヤマト〈第1巻〉ヤマト発進編 (1977年)
宇宙戦艦ヤマト〈第2巻〉ヤマト死闘編 (1977年)
宇宙戦艦ヤマト〈第3巻〉ヤマト回天編 (1977年)

全部日本語


今日は遅くなってしまったので一話だけの鑑賞。

安彦良和が絵コンテを担当している回ですが、『機動戦士ガンダム第一話』に観られるような緻密な雰囲気は特にありません。ははは。

ストーリーとしては波動砲の試射で(試射で大陸一つ吹っ飛ばしたんじゃ、さすがに真田さんも憤るわな)エンジンが不調になったヤマトが、修理に必要な合金コスモナイトを採取するために土星のタイタンにやってくると、案の定そこでガミラスの連中と小競り合いを起こすという話。

古代と森雪とアナライザーのチームは(なんでこの三人を選んだのか沖田艦長に問いただしたいが)、ガミラスの戦車部隊と闘う。そこで古代は兄守の船ゆきかぜがボロボロになっているのを発見する。偶然落ちていた兄のコスモガンに助けられたりするんですが、銃に「古代守」と日本語で書かれているのが実に良い。

真田さんも段々エンジンがかかってきたようで、資源調達を命じられると急に笑顔で

「古代! 競争だな!」

と意味不明にハイテンション。

アナライザーが戦車を軽々と持ち上げたり、執拗に森雪にセクハラしたあげくに「あなたのためなら」と愛に目覚めたりする狂いっぷりで最高。


・・・


そういえば、ボクはアニメも夢中になってみていたのですが、正真正銘に面白かったのは朝日ソノラマ文庫から発売されていた全三冊のノベライズなんですよ。あれを本屋さんで何気なく読んだ時の事は忘れません。
一巻を店で読み始めて止まらなくなったボクは、「これはいかん」と購入して家であっという間に読破。そのまま閉店間際の店にとんぼ返りして残りの二冊を購入したんです。その夜には当然全部読み終わるほど夢中になったもんです。
宇宙戦艦ヤマト』のストーリーを本当に楽しんだのはアレが初めてだったと思います。

何時の間にか紛失してしまっているので、久々に読みたいなと思ったのですが、文庫版は意外にプレミアが付いているようで高いんです。でもハードカバー版は流通した数が多かったのか古本でもけっこう安いんですよね。今度ちょっと買ってみて読み直そうと思っています。「回天編」ってのがいいですよね。子供心に全く意味が分からなかったですけど。