男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』を聴きました。

今日は『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』を聴きました。これ、子供の頃に純粋なサントラだと思って聴いたら、文字通り交響組曲として編曲されているのでびっくりした記憶があります。子供の頃は普通にサントラが聴きたかったので、アレンジしてあったりして「なんかちょっと違うな」という気持ち悪さがあったもんです。ただ、現在一枚のアルバムとして聴くと(というよりも、そうやって聴くことを前提にしているアルバムなので)、実にまんべんなくサウンドトラックを配していながら、ちゃんと交響曲としても迫力満点のサウンドになっているあたりはかなり楽しませてもらえましたし、感動しましたよ。ライナーノーツも入っていたのですが、そこでの西崎プロデューサーと宮川泰との対談も各楽曲に対応した話になっていて実に面白かったです。

また、「明日への希望 〜夢・ロマン・冒険心〜」はオリジナルでは使われていない、アルバムだけのオリジナルの楽曲ですけど、これがそのまま2199のラストに使われているのは感動的ですよね。素晴らしくいい曲ですし。

調べてみると、やはり当時1977年に『宇宙戦艦ヤマト劇場版』が公開されてからの空前のヤマト&アニメブームがあったからこそ実現した凄い企画なんだなとわかりますよね。確かにTVアニメのサントラが発売されること自体が通常なかったわけですし。そこにきて交響組曲として改めて再録音したものが発売されるなんて確かに前代未聞だったんですねえ。

ヤマトは本当に凄かったんだなあと改めて思います。


現在はブルースペックCDとして復刻されていますね。


e-onkyoなどではハイレゾ配信されています。
こうなってくるとハイレゾ音源とレコードを聴き比べてみたい気もします。