とろける鉄工所(1) (イブニングKC)
- 作者: 野村宗弘
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: コミック
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ぶちおもろい
奥さんが二巻まとめて購入したのでボクも読みました。
短いページ数で鉄工所の面白エピソードが綴られる通常のパートも面白いですし、段々とキャラクターが動き出してからのエピソードも面白いです。それでもいくらでもネタがあるかのように鉄工所のエピソードが続くのも面白い。溶接の良し悪しが凄く気になってしまうというエピソードを読むと、自分も気になってみてしまいそうになる。ははは。
個人的にはこの漫画の舞台が広島って事がヒットでした。『カバチタレ』に続く”広島弁漫画”としてもたまらないですね。
それに方言としては新しいと言われる「ぶち」(凄いとかの意味ですが、たぶん「ちょうすごい」とかの「ちょう」みたいな感じでしょうか)が、頻繁に出てくるところも共感できます。実際おじさんとかになると「ぶち」はあんまり使っていなかったような。ボクの周りでは「ぶり」とか「ぶちくそ」、「ぶりくそこっぱ」という風にどんどん下品な発展をしていましたが。
数少ない女性キャラも独特の可愛さで好感が持てます。
ただ、コレ読んだら100%溶接工の仕事に就く気がなくなるとは思いますけど。