男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

銀河鉄道999 [DVD]

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キャプテン・ハーロックは何故あんなにカッコイイのか!

ボクは子供の頃に『さよなら銀河鉄道999』をテレビで観て衝撃を受けたくちなので、前作であるこちらは『さよなら』に比べてあまり観なおしていません。なので、何年かごとに観るとそれこそいつも新鮮に楽しめてしまうのです。

ボクは原作が最初に大好きだったので、あのカッコイイ鉄郎がなかなか受け入れられなかったのかもしれません(『さよなら』は漫画の続編という時間軸としても成長していると解釈して問題なかった)。

今回改めて観直すと、『さよなら』でも抜群にカッコイイ我らのキャプテン・ハーロックが、こちらでも尋常じゃないカッコよさで痺れまくりました。結構少ない登場シーンなんですが、何も999の劇場版でここまでカッコよく場をさらう必要も無いんじゃないかと思ってしまうほどです。全人類が惚れるべき男の中の男。

宇宙空間なんてお構い無しに、レーザービームの荒れ狂うアルカディア号の外で舵を取るその様は驚愕。特に攻撃が苛烈になるや、クイーン・エメラルダスと同じように不敵に笑みを浮かべるあたりはヤバ過ぎる。

話もコンパクトにまとめてあるし、”機械の体”の謎なんてトラウマになってますよ。

ラストとかも『さよなら』の激感動とは一味違う、製作時に目指していた「青春映画」としてキチンと盛り上がりますね。ゴダイゴの主題歌も素晴らしいし。メーテルとキスするだけでも鉄郎を殺してやりたくなるぐらい羨ましいし。
まあ、キスなんてないまま視線だけで別れる上に、決然と振り返らずに前を向く『さよなら』もやっぱり素晴らしいけどね。