男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

TSUTAYAが100円

だったので、ここぞとばかりに色々懐かしい映画や、観そこねていた映画を借りてきました。テラテラ。

ディスタービア [DVD]』のヒロインで気に入ったサラ・ローマーがちょっと出ているということで観てみました。映画自体はやはりというか案の定というか、「もういいよ」感満点の辛い作品でした。サラ・ローマー自体は登場シーンは少ないながらも雰囲気の良いキャラで、チア・ガール姿まで披露してよかったです。


ステイン・アライブ [DVD]

ステイン・アライブ [DVD]

公開当時小学6年生だったボクは、どういうわけだかこの映画にどっぷりハマっていました。サントラのLPも擦り切れるほど聴き、なんと輸入盤で初めてビデオを買ったのもこの作品です。当時破格の1万6千円!
ってな訳で本編の字幕入りを観た機会がかなり少ないという不思議な映画でもあります。シルベスター・スタローン唯一の単独監督作品としてもユニークで、脚本も担当している結果、フォーマットは完全にロッキースタイルになっています。そういうところがボクの琴線に触れたのかもしれません。スタローンの演出は後の『ロッキー4 炎の友情』彷彿とさせるMTV感覚丸出しの凄まじさで、グルっとまわって無茶苦茶カッコイイです(ボクには!)。全編歌が流れまくるというところも共通していて、普通の映画を観ているときとは違う不思議な感覚が味わえます。
使われる歌は主題歌の超絶カッコイイ『ステイン・アライブ』をはじめとして、『サタデ・ナイト・フィーバー』から引き続きビージーズを起用しているんですけど、半分は弟のフランク・スタローンが担当していています。これが批判されているようなんですが、オープニングでかかる♪Far From Over の燃え方は半端じゃないです。トラボルタ演じるトニー・マネロのオーディション風景が音楽に合わせて編集されているのですが、そこがシビれる。

↑これがそのオープニング・シーン。顔の周りで手を高速ワシャワシャするトラボルタがカッコイイ。このときはスタローンの命令で鍛えたトラボルタの肉体美が見られます。いまやすっかり恰幅の良いおじさんになってますが。

予断ですがこのシーンで振付師を演じているのがカートウッド・スミスなんですよ。『ロボコップ』観たとき、「あ、ステイン・アライブのあいつか」って思ったもんです。我ながらそこまで『ステイン・アライブ』を観込んでいる人間は少ないんじゃないでしょうか。
もちろん年齢的な思い入れが強いので、映画としてはなかなか公平な意見は書けませんが(客観的に観ると、トニーのキャラは感情移入できないぐらい性的なモラルに欠けてる)、クライマックスのダンス・シーンとか普通に燃えますよ。そしてなんと言ってもラストに「かっこつけて歩くぜ」と言い放ってトラボルタがニューヨークを闊歩するシーンで『ステイン・アライブ』がかかるシーンは最高です。

そういえば、エンドクレジット観ていて分かったんですが(輸入盤はほとんど潰れて読めなかった…)、フランク・スタローンと一緒に音楽作っているのがヴィンス・ディコラなんです。ここでも『ロッキー4』への伏線が。彼がロッキー・シリーズで唯一ビル・コンティ以外で曲を作っているんですが、あの燃え曲の原点が感じられますねえ。


アルカトラズからの脱出 [DVD]

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