男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

パナソニック 42V型 液晶テレビ ビエラ TH-42PZ80-K フルハイビジョン 2008年モデル

想像以上に高画質

引越しの最中にも続々と購入した商品が到着するので、感覚が麻痺しそうになりました。

まあ、とりあえず何は無くとも先ずはテレビ。と言うわけで早速初フラットテレビ、初フルHD、初プラズマの設置を行いました。

箱がでかいという単純なことでもビックリします。単純に畳一枚分と言う表現がちょうどいいと思います。玄関までの配達でしたので、ずるずるとテレビラックの前まで持って行き箱を開封。付属品はそれほど多くなくリモコンとかぐらいでしょうか。アンテナ線が付いていないのは結構驚きました。

据え置きスタンドを組み立てるときに、何とドライバー類の入った工具箱を前の家に置いてきた(BSアンテナを後日外したりするため)ために、コンビニへ買いに行く事になりました。一番近くのスリーエフには何と置いてなくて、もう一つ近いセブンイレブンにはありました。さすがセブンイレブン

ギュッギュとしめて本体に装着。畳を裏返して取り付けるんですが、一人だとちょっと大変です。物が物だけに適当に扱うわけにもいかず。

テレビラックに置いて、今回初めて転倒防止用のベルトをネジでつけることにしました。ブラウン管のときも付いていたのですが、地震のときにグラグラ揺れはしても転倒とは無縁だったのです。ただ、今回は薄い畳を立てているようなもんなので、これは要るだろうという判断です。家はふじこも居ますしね。

と言うわけで設置完了したところへタイミングよくJ-COM(ケーブルTVの会社です)の方がきて、チャンネルのセッティング作業になりました。ケーブル自体には契約しないんですが、パススルーで地デジとアナログテレビ(と多分BSも)の信号を配信しているので、テレビの映りなどはこちらが管理しているんですね。

B-CASカードも挿入して色々とチャンネルを設定してくれました。今までの場所だと東京MX-TVがアナログのみだったのですが、さすが東京都内だけあって、こちらもHDで観られるのが驚き。木曜日の岩井志麻子だけを目当てに見ている『5時に夢中』までHD化。奥さんは「きれいに観る意味あんまりないよね」と言っていたが、キレイに観られるものはキレイに観たいものなのです。番組表を確認していたら何と『トムとジェリー』があるじゃないですか!! しかも解説をよく読むとちゃんとテレビ放送版の可能性が高い。もしそうなら今まで見逃してきたことを激しく後悔しそうです……

で、まあアレコレ地デジやBSなどを確認して、その画面の大きさにただただ感動です。

それからはとりあえず画面設定をダイナミックからスタンダードに戻したり、シネマの設定を試したりしていました。元々ブラウン管時代がpanasonicだったので、画面設定の雰囲気やニュアンスは慣れ親しんだ感じではあります。

それにしてもやはりプラズマにして正解だなと思うのは、問題だった動画ボケが全然ないことですね。今のところソースに起因するものは少しありましたが、通常の鑑賞ではブラウン管の鑑賞にほぼ近い感覚です。明るいとか暗いとかというのも特には感じられず、画面の映り込みもブラウン管と同等で気になりません。

次にHDDレコーダーで1080iの再生を試してみました。
結局HDMIをもう一本購入したので、こちらも楽しみではありました。このときはBDもDVDも荷造りされたままの状態でしたので、HDDに入っている保存版の映画を次々と観てみました。

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ジョーズスターチャンネル放送版

とりあえず画面設定を<ジャスト>に切り替えて再生。単純に画面が大きくなったことで迫力が段違いです。もっとも、ブラウン管のときと比べて高画質になったという印象はそれほどなく、ハッキリクッキリした分しっとり感(?)が減ったと言う印象です。もちろん高画質ではあるんですが、もしかしたらDVDをアップスケーリングしてもこれぐらいいけそうかなという印象(まだ、試してませんが)。

もともと、ウオっという感じのクオリティじゃないですしね。


スターウォーズWOWOW放送版

きましたきました。いよいよ本領発揮してきましたと言う感じです。『シスの復讐』を残しておかなかったことを後悔しています。
無茶苦茶細密で密度の濃い映像がドバーンと再現されます。
そして、一番衝撃だったのはブラウン管との決定的な違い(と、僕は思っている)である、オーバースキャンがないことで、本来のシネマスコープの映像が左右余すことなく観られることです!! 
これがPS3のトロステーションでハッキリと分かったのですが、左右上下の情報量が大幅に違っていて、極端な話ブラウン管のフレームの分ぐらい削られている感覚です。見慣れた映像の左右にこれだけ映像が隠されていたなんて……
これはソフトを全部観直したくなること請け合いです。


2001年宇宙の旅』BShi放送版

今まで観たHDソフトの中で一番HDとしてのクオリティの高さを感じさせてくれたバージョンがこれだったので、非常に再生が楽しみでした。
で、これがまた仰天するほど高画質になっており、宇宙の闇が本当に美しい。30000:1のコントラストっていってもブラウン管にはかなうまいと思っていたのですが、これなら充分買い換える価値がありました。単純な話ブラウン管ではここまでの大画面では観られないので、それだけでも有利なのです。
そして、先ほどのオーバースキャンによる情報量の欠如がここでも如実に分かりました。今までだとタイトル部分の文字がギリギリおさまる程度で、ソフトによってはそれすら欠けていたような状態だったのですが、今回は左右にたっぷりと余白があります。
本編全部を観る時間がまだ無いのですが、これは無茶苦茶観直すモチベーションが上がります。
歳をとってくると大好きな映画でも漠然と観直す事が億劫になるんですが、このテレビを購入したおかげで好きだった映画を全部観直したくなりましたよ。これは凄く嬉しいです。

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そして、いよいよ1080pの威力を試すためにPS3を起動。

といっても先ほど書いたようにBDは箱の中に入っているので、トロステーションとインターネットブラウジングを試しました。

トロステーションは質実共にPS3最強のコンテンツの一つですが、HDのクオリティとしても非常に密度の濃い映像が堪能できました。冷蔵庫などの汚れが無茶苦茶リアリティあります。そして先にも書いたように左右の情報量がちゃんと再現されていて感動しました。
今までだと通常の2人のニュース画面では左右が切れていたんです。演出上そうなっているのかなとも思ったのですが、今回ちゃんと観られると2人の横にさらに空間があることが分かりました。そりゃそうだよなという感じです。逆にオーバースキャンされるデバイスのためにボタン表記が必要以上に画面中央よりに位置づけられているのも分かります。

次にインターネットブラウジングを試したのですが、これがぶっ飛ぶほど緻密に文字類が見られてビックリしました。今までだと画面が小さいのもあったのですが、文字が微妙にぼやけていて結局実用的ではなかったのですが(その証拠にバージョンアップで拡大機能が備わりましたしね)、今回は通常の画面表記でもハッキリと文字が読み取れるんですよ! パソコンをまだ開封していなかったので、それで巡回が出来て助かりました。あれなら充分実用的です。もしかしたらテレビに備わっているPC端子がD-subなのであれよりキレイに見える可能性もありますね。

あれならテレビサイドPCを提唱しているメーカーの気持ちもわかるなあ。ネットをわざわざしようとは思いませんが、ネット配信の映像やPCに保存してあるDVDデータをジュークボックスよろしくすぐに再生できるのはかなり実用的かもしれません。

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と書いた後にBDやDVDの箱を開封。早速色々と観てみます。レポートは後日。


amazonからこれも届いたので、一発目はこれを観ようと思います。

秒速5センチメートル [Blu-ray]

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HDクオリティがこれだけ活かせるコンテンツもないんではないでしょうか。非常に楽しみです!