男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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特典ディスクを鑑賞しました。

前半はバイロン・ハスキン版や原作のことについて。後半は撮影日誌と銘打ってのメイキング。メイキングはかなり技術よりの視点で構成されているので非常に楽しめます。ただ、スピルバーグが物凄く安定した仕事をしているので、波乱などの面白さはまったくないですが。逆にILMから「こんなに早く持ってくる監督は初めてです」とか言われているのが面白かったです。
撮影前のCGコンテ(プレヴィズ)をスピルバーグが始めて使用したということで、かなり大量にその映像が本編と比較する形で収録されていました。最終的には「セットであれこれインスピレーションを得ることにはかなわない」ということをスピルバーグは言っていますが、VFXサイドとしては割りとプレヴィズに忠実に作られているので、最初のビジョンからあのままだったというスピルバーグの恐ろしさは味わえます。

ジョン・ウィリアムズのスコアに関してのコンテンツも短いながらもありました。往年の怪獣映画にオマージュを捧げているようですが、キチンとシリアス・モードを映像半分観ただけで「掴めた」といってやってしまうあたりも、やはり只者じゃない感じです。

トム・クルーズの完ぺき主義ぶりを茶化して、フェリー転覆シーンのプールで、スピルバーグ
「トム、次は右の穴から気泡を一つだけだしてみてくれ」
と要求する冗談が面白かったです。一瞬本気で「何に必要なんだ?」と驚いたのですが、すぐに大笑いしました。