トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション (HD DVD)
トランスフォーマー スペシャル・コレクターズ・エディション (HD DVD)
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: HD DVD
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本日到着しました、(哀しいかな)HD-DVDのみでの発売となった『トランスフォーマー』!
先ずは特典ディスクから。
当然のことながら特典の映像もすべてHD収録されており、映像素材もHDなので非常に鮮明です。一番印象深いのは撮影風景とシンクロして本編での構図が流れるのですが、どちらも同様の鮮明さを維持しているのが凄いところ。一瞬別アングルのような気にもなります。CGIがのった映像とそうでない映像もディゾルブされて再生されるのですが、まるで違和感がないです。
本編映像のメイキングではマイケル・ベイの実写主義の部分が強調されていて迫力満点の破壊シーン撮影風景が観られます。車が次々と吹っ飛ぶベイお約束のショットでは、車があまりにも吹っ飛んでビルの二階に突き刺さってしまうアクシデントが迫力満点でした。どう考えても「飛びすぎだろ!」と言う風に飛ぶと、やっぱりNGだったという。
命綱一本でビルの外壁に立たされるシャリアも災難としか言いようがなく、必死に冗談めかしてベイに抗議しても、「いいからやれよ」と一蹴されるのが色んな意味でむごい。
白眉はやはりCGI関係の「ロボットの戦い」パート。ILM渾身の、異常極まる実在感を観客にたたきつけたトランスフォーマーたちの解説が非常に興味深かったです。CMディレクター出身のベイは、車マニアでもあるらしく、車に対しての照明が非常に緻密で難しいものであることを説明し、アニメーターたちは照明や光源のありとあらゆるデータを精密にロボットの表面の金属部分に反射処理しているそうです。やはりリアリティはディティールに宿るんだなあと痛感しました。