男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

『SUPER 8/スーパーエイト』のブルーレイを観ました。

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メイキングが素晴らしい

自宅で観ていると意外に劇場で観ていた時よりも楽しかったので驚きました。J・J・エイブラムスは悪口に聞こえるかもしれないけどよくも悪くもテレビ向けの作家なのかもしれないなあ。

個人的に子供の頃にテレビでこれを観たらかなりハマってしまう気がします。

比率として前半と後半で映画のスタイルがかなり変わってしまうところにスピルバーグの影響を感じさせる。キッチリ開幕15分で列車事故が起こるあたりはハリウッドスタイルだけど。

7.1chのサウンド・デザインが素晴らしくて(実は直前に観た『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーンも7.1chのサウンドだけはすごかった)、列車事故のシーンは言わずもがなだし、田舎ならではの牧歌的な自然音や、重要なガジェットである8ミリフィルムの機械音などが気持ち悪いぐらいリアルに収録されていました。

監督のチャールズの部屋が細かくデザインされていて好きなんですが、今回一瞬だけど二段ベッドが映るショットで、ベッドの裏にブルース・リー燃えよドラゴンのポスターが貼られているのを発見。あいつは大成する。

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特典として収録されているメイキングがやたらと良くできていて見入ってしまいました。8ミリ映像を意識した映像で構成されており、制作陣の自主制作愛が堪能できます。本編では少し希薄なノスタルジックな味わいはこちらのほうが堪能できるかもしれません。必見。