男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

箱根旅行に行ってきました

近場でちょっと骨休めということで、三連休の最初の二日で箱根旅行へ行ってきました。

箱根は6年前にTRPG合宿で行って以来。久々にのんびりできて楽しかったです。

先ずは一ヶ月前に小田急ロマンスカーの予約を済ませ、ついでに二日間(三日間もあり)箱根の交通機関がほぼ乗り放題になるフリーパスを購入。フリーパスは5000円ですが、箱根の観光は移動と同義なので、ざっと一回りするだけでもとは取れますし、パスを見せるだけですべての交通機関が乗れるので楽チン。温泉に行くだけっていう以外ならまず買っておくべきでしょうね。

観光ルートは敢えて普通とは逆にしてみました。つまり、箱根湯本→登山鉄道→ケーブルカー→大涌谷→桃源台→芦ノ湖元箱根港もしくは元箱根町→バスで箱根湯本という一般的なルートとは逆です。理由は二つ。ボクも妻も乗り物酔いをしやすいので、箱根の曲がりくねったバスは出来るだけ避けたい。そうなると新道を経由する急行バスになるんですが、これは一日数本昼間だけの運行です。なので最後にこのバスに乗るのは難しい。だったら、先にこのバスで芦ノ湖に行ってしまおうということです。

もう一つは前回雨模様だったせいで素通りしてしまった芦ノ湖の遊覧船に乗ってしまおうと。もっとも、台風直後ということで元箱根港の船着場は閉鎖されており、予定とはちょっと違って元箱根町の船着場まで戻ることになりましたが。

バスで元箱根港についてから、徒歩で箱根神社の境内を抜け、湖畔に建っている山のホテルが経営するカフェに行きました。

サロン・ド・テ ロザージュ

湖畔を望むテラスはふさがっていましたが、寒かったしそれほど天気も良くなかったので屋内からの景色で充分芦ノ湖は堪能できました。

ボクは「あつあつりんごパイ」を食べたのですが、目の前でソースを飾り付けしてくれるのがキレイで楽しかったです。

帰りは山のホテルさんが無料で運行しているシャトルバスに乗せてもらって元箱根港まで戻り、路線バスに乗って元箱根町へ。ちょうど海賊船が到着していたのでそちらに乗船。逆ルートとは言っても遊覧船はたくさん人が乗っており、上部甲板はごった返していました。生憎曇り空だったのでキレイな景色は見られませんでしたが、のんびりと流れる山並みはなかなか楽しめました。

桃源台に到着すると今度はロープウェー。実はこれが箱根旅行の不安材料でした。なぜかというと6年前の旅行でこのロープウェーに激しく酔ってしまったからなのです。ですが、あれから改良されたらしく一本のロープにぶら下がるタイプではなく、二本のロープに4つの滑車でぶら下がることで安定感を増しているとのこと。果たして今回はまるで酔いませんでした。酔い止め薬のおかげもありますが、一本ロープウェーの不安定さとは雲泥の差です。

そして、大涌谷に到着。結構寒かったのですが、前回行けなかった上部まで歩いて行くと地熱のせいなのかキツイ階段のせいなのか身体が暖かくなりました。間近で水蒸気がモクモクと上がっているのはなかなか見ものです。

勿論寿命が七年延びると言われる「黒タマゴ」もしっかりいただきました。5つ単位でしか発売しないという阿漕な商売ですが、お腹が空いていたのでペロっと二人で食べてしまいました。

今度は下りのロープウェー。こちらはかなり高い地点を通るので、高所恐怖症が発症しないか心配だったのですが、これも大丈夫でした。ただ、くだりなので結構なスリルでしたよ。

そのあとはケーブルカーに乗り込んで強羅へ。ブチャラティが乗り込んでこないか心配しつつも無事到着。

今回の宿が強羅にあるので、ここからタクシーで向かいます。歩いても行けるようですが、宿もタクシーを薦めているように、結果的には歩くのは止めておいたほうが良さそうです。

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源泉100%かけ流しの宿 櫻休庵
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櫻休庵さんを選んだ理由は幾つかありますが、なんといっても箱根では数少ない「部屋付き露店風呂が源泉掛け流しの温泉」であること。あと、料理が朝夕部屋出しであること。

結果から言うとどちらも大正解でした。

窓の外には山がドーンと広がっており、立地も奥地なので本当に静かなんですよ。部屋も8つしか無く、今回は二階の角部屋だったこともあってかなり落ち着けました。他の泊まり客とすれ違うこともなかったです。

お風呂は写真で見ると小さくみえますが、これが意外と大きい。足を伸ばしても余るほどです。またテラスの板にも斜めになった格子窓が設けられており、湯船に入ったまま山の景色が見えるのも高ポイントでした。温泉も温かくて身体が芯からポカポカです。

大浴場も夜は二つある風呂がそれぞれ予約札を立てかけることで貸切にできるのもポイント高い。いちいちフロントに予約をする必要もなく、空いていたらそのまま貸切で入れちゃいます。部屋も8つしかないせいか、すぐに空いていたお風呂を貸切にして堪能しました。ただ、お湯がかなり熱いので苦手な人は入れないかもしれません。

とはいえ、何と言っても部屋付き露店風呂があるので、そちらで温泉はじっくりと堪能できます。早朝にも起きてすぐに入りました。

食事は量が多いと聴いていたので胃袋が心配だったのですが、一つ一つが少な目なので全部食べてちょうどいいぐらいでした。家の奥さんがちょうど満足いく量だったようなので女性だと満足、男性だとちょっと物足りないかもというところです。でも一品一品は美味しくて堪能しました。アワビと伊勢海老も二人で美味しく食べました。

夜食にいなり寿司とフルーツが用意されていたので、これがちょうど小腹の空いていた時に助かりました。

接客も良く、お布団も温かくて、すぐに眠くなって寝てしまいました。

(二日目に続く)