クロエ・モレッツ目当て第四弾『Jack and the Beanstalk』
Jack & The Beanstalk
Screen Media 2010-06-22
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まさにキック・アスの頃のクロエが堪能できます。
今回は残念ながらまだ日本では発売されていない(する予定もない)『Jack and the Beanstalk』です。タイトルから分かるように『ジャックと豆の木』を翻案した作品で、極めつけの子供向け作品です。撮影時期はちょうど『キック・アス』直後らしく、まさにミンディ丸出しの「子供以上少女未満」の彼女が拝めます。ちなみに歯は生えそろっています。ははは。
冒頭から登場するクロエ。主人公ジャックの白日夢で囚われの美少女役。いきなり拘束された姿が拝めます。
思いっきり子供向け作品なので、ベースはおとぎ話チックですが、現代劇の小道具が出てきたりというユルイつくりなのです。冒頭の夢の部分は未来チックな雰囲気になっているようです。
ジャックが敵を獅子奮迅で倒すさまを、全部クロエ自身の表情で描写します。そこでおがめる百面相が素敵!
手抜きもいいところですが、クロエファンにはとびっきりのごちそう。
挙句に助けられた彼女が抱きかかえられるという極めて珍しいショットも。
まあ、ここでお約束通りジャックはたたき起こされておはなしが始まります。
基本的なプロットは『ジャックと豆の木』をなぞっているようですが、細部や登場人物はかなり違っています。
冒険モノのテイストを加えているので、豆の木の一粒を食べてしまって人間化してしまったアヒルがお供になります。カリン塔ならぬ豆の木を延々上りつ続けて、ジャックはついに雲の上の世界へ到着。
そこで突然忍者に襲われるんですが(子供向け!)、そこに助けに現れるのが我らがクロエ!
ウインクがうまくいかずに、両目をつぶってしまっているのもご愛嬌。
ここではせっかく『キック・アス』で鍛えたマーシャルアーツを披露できず、すべてスタントマンが吹き替えています。残念。しかし、やっぱりクロエはこういうのが似合う。
と、思わせておいて、呆気無く着替えてしまうクロエ。
彼女の役であるジリアンも目的があって雲の上の国に来たことがわかりますが、二人は牛魔王みたいなやつに囚われてしまいます。
しかし、まんまと寝込みを襲って脱出。
この手の角度がユニーク。
ハープにされた女の子も助けて、豆の木を降りていきます。
牛魔王みたいなやつも追ってきますが、村の住人が豆の木を切ったせいで、地面に大激突。
ジャックたちはぎりぎりセーフ(子供向け!)
ひとりたそがれるジリアンでしたが、この後無事にお父さんと再会してめでたしめでたし。
クリストファー・ロイドが先生役で冒頭とラストに登場したり、途中で懐かしいチェビー・チェイスがゲストで出てきたりしますが、基本的には子供向けの作りなので、クロエ・グレース・モレッツが中盤以降はたっぷりと楽しめる作品です。出来自体は「それなり」ですが。ははは。
冒頭の百面相が拝めるだけでも価値は高い作品です。
《クロエ・モレッツ目当て第一弾『(500)日のサマー』》
《クロエ・モレッツ目当て第二弾『グレッグのダメ日記』》
《クロエ・モレッツ目当て第三弾『悪魔の棲む家』》