『耳をすませば』ハイビジョン放送
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背景美術の質感がすごい
四週ぶっこぬきジブリ月間の第二弾『耳をすませば』が放送されました。もちろんハイビジョンでの放送でした。
4作の中では唯一宮崎駿監督作品ではないのですが、絵コンテを担当していることからも”駿濃度”は高いといえるでしょう。というよりも、駿監督が自分じゃ恥ずかしくて出来ないような事をあれこれ近藤喜文監督にやらせているという感じもします。
ともあれ、少女漫画を原作にして、堂々とジブリタッチのまま映画化したというのはなかなか冒険だったんじゃないでしょうか。支持している人間の多さからも試みは成功しているでしょうし。
ハイビジョンのクオリティは『紅の豚』よりも高く、フィルターが一枚取れた感じです。特に背景のディティールが凄くて、筆のタッチまでキチンと分かります。もしかしたらこれはこの作品のタッチなのかもしれないですけどね。
細かく動きまくる車などの現代特有の小道具や、実際のロケーションに基づいた背景なども緻密に描き込まれているので、他のジブリ作品とはひと味違う味わいがありますね。
まあ、音声が5.1chでなかったのは残念ですが、それはブルーレイで楽しめるでしょう。
さあ、来週はいよいよ『ナウシカ』のブルーレイが発売ですよ!!
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