男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

トロイ ディレクターズ・カット [Blu-ray]

トロイ ディレクターズ・カット [Blu-ray]

ちょっと、『ミラクル・カンフー阿修羅』を思い出すな。


映画秘宝』のブルーレイ特集で取り上げられていたのでレンタルしてきました。

オリジナルを観たのが4年前だったので、前のバージョンと何が違うのかはハッキリ分かりませんでしたが、描写が細かくなっているので駆け足という感じはしなくなっています。基本的には3時間近くずっと攻防戦という意外にこっち側の映画というのは変わっておらず、やっぱりペーターゼン監督だなあという感じです。リドリー・スコットの『キングダム・オブ・ヘブン』のディレクターズ・カットを観たときのような、「劇場版はひどいな」というのとは違います。

ショーン・ビーン扮するオデッセウスの描写が多くなっているのは正解。かなり重要で美味しい役なので嬉しかったです。

クオリティは長い映画にもかかわらず非常に高く、これみよがしに裸になるブラピの筋肉美もきめ細かく再現されています。淀川長治が解説していたらどうなっていたんでしょうかね。

「筋肉、筋肉、筋肉! すごいですよ。うつくしいですよ」


キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット [Blu-ray]
キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット [Blu-ray]

ペーターゼンと較べると、やっぱり映像のセンスが一歩ぬきんでているスコット監督の史劇大作。『トロイ』ではただのトンマだったオーランド・ブルームが立派に主人公やってます。