男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ターミネーター2(米国盤)

ブルーレイディスクアメリカと日本のリージョンが一緒なので、何の問題も無くアメリカ盤を再生することができます。今回の『T2』とかだと字幕の必要が無いですが、国内版のDVDが発売されていて、それに日本語が収録されていれば、同時に再生して映像だけBDにするとかも可能かもしれないです。果たして同期がちゃんと取れるのかはわかりませんが。今度実験してみようかな。

で、『T2』なんですが、さすがに『キングダム・オブ・ヘブン』の画面を観た後ではかなり見劣りしてしまうのが正直なところです。それを抜きにしても最近のHD画質の中ではクオリティはあまりほめられたものではないですね。
とは言うものの、当然DVDよりは情報量が格段に増えているので、今までも当然写っていたはずのエキストラや背景の人物などにもキチンと意識がいきます。冒頭部分のシュワの筋肉が皮膚だけでなく中の肉の動きまで感じることができます(皮膚の表面の動きの情報量が増えている)。
全体的に解像度があがっていますが、オーサリングがあまりよくないようで、DVDのアップコンバートのような印象の場面も多いです。
音声はDTS-ESのディスクリート収録とDD-EX収録なのですが、DTS-ESは1.5Mbpsのフルレートで収録されているのがうれしい。音声解説もエクストリーム・エディションのキャメロンとウォルター・ウィッシャーのものに加えて、スペシャル・エディション時の(正確にはLDの時のか)キャスト・スタッフ勢ぞろいのものの二つが収録されています。これだけ入ってもかなり余裕がありそうなのがBDですが、一層ですから映像にはそれなりにしわ寄せが来ているのかもしれないですね。