男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

遂に『熱中時代』がブルーレイ化!!


熱中時代 Vol.1 [Blu-ray]
熱中時代 Vol.2 [Blu-ray]
熱中時代 Vol.3 [Blu-ray]

おれ、いやボク! すごくぅ、ブルーレイになって、うれしいですハイ!


遂に遂に! ボクの大大大好きなドラマ『熱中時代』がブルーレイ化されます。

中途ながら小学校の教師になった北野広大。彼を中心にして生徒や親や教員たちのドラマがコメディタッチで描かれる傑作。基本的に一話物の構成ですが、時間の流れがちゃんとしており、話が進むにつれて進展するドラマや人間関係の進展などがある。ロマンスやシリアスな展開、コメディやサスペンス、などなどバラエティに富んだシナリオが毎回楽しめます。その秀逸すぎるシナリオに加えて、水谷豊を筆頭としたキャストがみんな素晴らしく、観ていてとにかく楽しいんです。

中でも当時テレビドラマに舞台を移したばかりの水谷豊は、潜在的なコメディセンスを炸裂させて*1、大ブレイク。僕らの世代では確実に水谷豊と言えば北野広大先生ですからね。

1978年に放送されたドラマなのでもう30年以上前になるんですが、再放送でよく観ていた頃はボクがちょうどドラマの生徒たちと同年代だったこともあって、大変楽しんで観ていました。
ところが、大人になってビデオがレンタルしているのを20年ぶりぐらいに観直してみると、それどころじゃない面白さ。度肝ぬかれるほど。

間違いなく、水谷豊最高と。

…バカ!(突然エキセントリックに大声)

しっかし、周りの若い人に「『熱中時代』知ってる?」と訊いても、全員知りませんでしたからね。もう、どうでもいいドラマなんて放送しなくていいから、ゴールデンでこれ再放送しなさいって。それならお金かからない上に視聴率すげえとれるから! 下北沢があんまり変わっていないという歴史的資料もてんこ盛りですしね。ははは。

『相棒』のおかげで水谷豊さんが再ブレイクしたってのもありますが、バップが全力で昔のドラマをブルーレイ化しているのは凄いです。まあ、このドラマ自体はビデオ撮影なので、ハイビジョンの恩恵自体はないのですが、大容量をフルに使って全26話を三枚に分けて収録するようです。これは嬉しい。DVD-BOXでも二層にして一枚の収録数を多くしていた良心的なバップですので、そういう方向性なんでしょうね。特典ディスクとして収録されていた【メイキング(水谷豊/布勢博一[脚本]/田中知己[演出]のインタビュー】も収録されると良いのですが。

ちなみにスカパーの日テレCSでは12月に『刑事編』の放送も始まるそうなので、そちらのソフト化も期待できるかもしれません。

↑名曲中の名曲『カリフォルニア・コネクション』にのせて展開するイカしまくりのOP。最高過ぎます。

*1:それ以前はどちらかというとシリアスなイメージじゃないでしょうか。『青春の殺人者』とか相当アレでしたし