「テンションが上がってしようがないアニソン」ベスト10
と言うわけで、ボクもやってみました。前々からよく取り上げるモノも多いですから、そこは適当に聞き流してください。なるべく電脳丸腰庵さんの「テンションの上がるアニソン」ベスト10とはかぶらないように心がけるつもりです。
ゲッターロボ・オープニング
たいてい永井豪の巨大ロボットシリーズはオープニング全部燃えるんですが、中でもささきいさおさんの『ゲッターロボ』は飛び抜けて燃える。燃えるアニソンの基本であるテンションの高いイントロとか、歌い出しのポケモンショックどころじゃない異様な編集とか、無茶苦茶燃える。大体”ガンガンガンガン”って歌詞がね。永井豪のセンスもぶっ飛んでますよまったく。
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- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2004/06/23
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超電磁ロボ コン・バトラーV・オープニング
水木一郎の雄叫びが冴え渡る傑作。「ブイ」「ブイ」「ブイ」と淡々と入るコーラスも実にいいんですよね。なんでそこだけテンション抑えてんのよっていう感じですが、これが実に絶妙のケミストリーを生み出しているんですよね。超電磁による合体アニメも最高ですし。勿論イントロも激燃え。
- アーティスト: TVサントラ,水木一郎,コロムビアゆりかご会,ザ・ブレッスンフォー,こおろぎ’73,三ツ矢雄二
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科学忍者隊ガッチャマン・オープニング
小林亜星さんはラオックスの店内ソングといい、やたらと良い仕事が多い人ですが、アニソンでも名曲をたくさん残しています。中でもこれは知名度と良い質の高さといい、子門真人の歌いっぷりといい、とにかくカッコイイ! やっぱり二回目の「ゆけええええええ!!」って雄叫びが最高ですね。カラオケではここの絶叫のために、一番でグっとこらえるのが基本ですよ。
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(19) テレビオリジナルBGMコレクション 科学忍者隊ガッチャマン
- アーティスト: TVサントラ,子門真人,コロムビアゆりかご会,コロムビア・オーケストラ
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エースをねらえ!・オープニング
『スペースコブラ』に匹敵するアニソンはこの世に存在しないんですが、あえて出崎統さんがらみで選ばせていただきました。燃えるイントロは定石通りですが、序盤がちゃんと少女漫画としてのイメージを守っているところが的確。そして、中盤から一気呵成にこのアニメの本来持っている「熱すぎる」スポ根テイストを爆発させるんですね。「サーブ! スゥゥマッシュ! ボレ〜〜〜」ってところが実によい。
ルパン三世’79
ルパン三世の音楽はどれもこれもカッコイイですが、個人的にもっとも好きなのがこの「79」。「78」に続く曲ですが、とにかく女性スキャットの「フッ!」が最高。バックの刻みあげるストリングスも燃えに燃えますし。最初の劇場版は銭形のとっつぁんが撃った弾が画面に直撃して始まるんですが、その時のこの曲の入り方といってたらもう……。
- アーティスト: アニメ主題歌,チャーリー・コーセイ,東京ムービー企画部,馬飼野康二,大野雄二
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カウボーイ・ビバップ・オープニング
90年代に入って、突如降臨した激熱オープニング。菅野よう子がまさかこんなのを作るとは思っておらず、初めて観た時の腰が抜けました。映像のセンスも狂気のカッコよさ。そのくせ、ちゃんと基本の燃えるイントロがアニソンしていて素晴らしい。これは誰が聴いても(観ても)カッコイイと思いますよね。
- アーティスト: 菅野よう子とシートベルツ,Ilaria Graziano,山根麻衣,Reynada Hill,Steve Conte,ティム・ジェンセン,菅野よう子,RaJu Ramayya,シートベルツ
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創聖のアクエリオン
菅野よう子が再びやらかした素晴らしいオープニング。と言ってもこちらは実にまっとうなアニソンになっているのが印象的です。でも、まあ、何が凄いってやっぱり歌詞ですよね。こんなインパクトのある歌詞はそうそうお目にかかれませんよ。「一億と二千年あと」ですもんねえ。
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聖闘士星矢・オープニング
もうどうにでもしてくれと降参してしまうアニソンの王道! タイトル連呼をこれだけ熱くやられるとテンション上がるなってほうが無理。しかも「オウゥオォイエエエエ!」とか入ってくるし。「しょほぉぉぉねぇええんんわぁはみな〜 セイッセヤア あしぃたぁあのゆうぅぅしゃあ」。
- アーティスト: MAKE-UP,V.A.
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シティーハンター・エンディング
よく考えたら、この歌の大ヒットがこの後に続くアニソンの”本編に関係ないCMソング”乱立を招いているような気もするんですが、そんな理屈どうでもいいぐらいカッコイイ!! 個人的に衝撃だったのはエンディングに入るときの処理。本編のオチの部分からイントロが流れはじめ、クライマックスのままクレジットに突入。この流れが斬新すぎました。大体アニメのエンディングってたいていしんみりした曲のハズなのに、ウルトラ燃える曲ってどういうことなんでしょうか。いつも心にゲット・ワイルドを抱いて生きていきたいもんです。
- アーティスト: TM NETWORK,小室みつ子,小室哲哉
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1989/09/21
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無敵超人ザンボット3・オープニング
ラストはやはりこれ。極めつけのオープニング。燃えるティンパニ連打も熱いし、♪ザザン、ザーザザン と言う印象深くてコクのあるリフレイン、タイトルの連呼、どこをとっても最高のアニソン。作品のイメージ通り哀しさも充満するメロディも完璧。そして、オープニングとして特筆すべきは、イントロの前のノンモン(無音部分)。テレビは基本的に技術的な理由で最初に一拍無音が入るんですが、そこをあえて長めに空けて勝平の目にズーミングする(動画で!)映像が入る。あれがすんごくカッコイイんですよねえ。ベートーヴェンの『運命』で一番最初に入る八分休符ぐらい重要なんじゃないかってのは言い過ぎでしょうか。
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アニソン関係ないんですが、テンションが上がると言えばコレも
燃えるって。パネルクイズなのに。お昼の番組なのに。日曜なのに。それにしてもこの動画、良い仕事してますなあ。