男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

競争もなかなか面白い

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070109/ces10.htm

ブルーレイで発売されていないのはユニバーサルだけということを強調していますね。PS3が100万台突破したということですし、かなり有利なことに違いはないんですが、肝心のユニバーサルも無視できないスタジオですからねえ。(大体『ジョーズ』からユニバーサルですしね)

ソニーピクチャーズは『カジノ・ロワイヤル』をいよいよ二層mpeg4で投入してくるようですし、『キングダム・オブ・ヘブン ディレクターズ・カット (Blu-ray Disc)』の神画質を上回ることは間違いなさそうですからねえ。

ただ、これが日本になるととたんに微妙な感じになるのは、多分ライオンズ・ゲートなどの二番手(失礼)スタジオのリリースが予定になっていないからだと思うんですよねえ。『THE DESCENT [DVD]』何かもアメリカでは二層で発売されちゃったりして(あれこそHDクオリティが相応しい作品のスタイル)、大手じゃないスタジオの映画が充実してくるとDVDみたいに面白くなるんでしょうけどね。

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070109/ces10.htm

で、国内になるとバンダイ・ビジュアルがHD-DVD支持を明確にしてきたもんだから中々面白いことになってきてます。PS3は日本ではなかなか地味な展開になってきてるようですし(結構普通に店頭在庫が余っていますからね)、日本のパッケージメディアに一番お金を落とすのはアニメ・ファンですからねえ。しかも最初に発表されたラインナップが『パトレイバー』シリーズと『オネアミス』ってあたりがえげつなくてたまりません。いい加減『パトレイバー』も完全なビスタサイズでの収録でソフト化されないかなあと思っているんですけどね。

それで思い出したんですが、

AKIRA DTS sound edition [DVD]

AKIRA DTS sound edition [DVD]

って元々70ミリを前提に制作されていたんですけど、結局35ミリのビスタサイズによるフォーマットになった経緯があって、絵コンテなどは70ミリの1.2のアスペクトで描かれています。公開当時日劇などで1週間だけ上映された70ミリバージョンはおそらくビスタサイズだと思うんですけど、セル画やフィルムなどではワイドサイズでの制作はされていないのか今でも気になっています。大友自身が描いた絵コンテは本編に負けず劣らず面白いと思う理由の一つが、その横長のアスペクトのバランスの良さがあるんですよねえ。現在観る事の出来る本編のビスタサイズはどうしてもトリミングされているモノを観ている窮屈さが拭えません。

どこかにハッキリと書かれている資料ってないのかしら。