男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔SEE

先ずはDTS-ESで本編を鑑賞。

当然のごとく劇場版DVDよりも高画質になっているし、音響もグワングワンLEFが響いてド迫力。おなじみの冒頭の大アクションも大興奮倍増。

で、追加シーンなんですが、今回は前作のSEEの時のように「これがなきゃどうすんだよ?」的なシーンは無かったように思う(「王の帰還」を観るとまた違うのかもしれないけど)。

とはいえ、追加シーンの量は半端ではなく、1シーン丸ごとから細かく追加されたシークエンスまで数え上げれば切がない。

劇場版は全体的にテンションが高めでアクションのつるべ打ち的なイメージだったが、SEE版はユーモラスな場面やそのシークエンス一つで完結しているものも多く、全体的に時間の流れがたっぷりある感じ。より深く世界に浸れるという意味ではファンにはたまらない。

また、重要なシーンとして、ファラミアの兄ボロミアの回想シーンがある。劇場版では兄弟そろって「直ぐに指輪の魔力にとりつかれる情けない人間の代表」みたいなイメージだが、今回のSEEでは兄弟そろってまたまた格があがった。

ボロミア演じるショーン・ビーンも再び重要なシーンに登場することで、その芝居の実力を見せ付けている。ホントあの兄弟は重要なキャラですなあ。

我らがアラゴルンが実は87歳だったり(!)。

ピピンとメリーのコンビと木のヒゲのシークエンスもかなり色々と増えており、最後のシークエンスでもポイントの高い場面が多く付け足されている。

まあ、結局「やっぱりこっちが決定版」って感じですな。