スター・ウォーズ松崎しげる版
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/06/25
- メディア: DVD
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↑(残念ながらこのDVD-BOXには松崎しげるの吹き替えは入っておりません)
DVDボックスが発売されましたが、経済的な理由で購入することができないのが悔しくてビデオを引っ張り出してきました。
21年前に放送されたものなので、デジタル化しておくことを考えてHDDにダビング中です。
テープの保存状態は割りによかったけど、元が3倍なのでのっぺりした画像だ。将来的には《特別編》に音声だけ移したいもんだ。
何度観ても思うのは、ジョン・ウィリアムズの音楽がルーカスの発言を裏付けるように、半分以上演出を保管しているなあということ。
「ジョーズ」もそうだけど、ジョン・ウィリアムズが居なかったら映画史はかなり変わっていたのかもしれないなあ。
この松崎しげる版がファースト・インパクトだった人間としては、欠点を指摘することは不可能なのですが、荒くれたハン・ソロのキャラにはハリソン・フォードの地声より的確だと思うんですけどねえ。(「エイリアン2」のヒックス伍長も設定ではタフガイなのですが、マイケル・ビーンが演じると優男になってますよね。でも屋良有一が吹き替えた時は的確なタフガイぶりでした)
しかし、「前金1万」って吹っかけておいて、「前金で2千、残りの1万5千は後で」というどう考えてもだまされているとしか思えない条件を、「1万7千か!」と大喜びして引き受けるあたりがハン・ソロのバカさ加減がよく出ていて好きです。だから巻き込まれるんだよ。ははは。
あと、《特別編》ではわざわざチープなCGで「先に撃ったから反撃した」という処理にした部分も、オリジナルは容赦なく「やられる前にやる」! ハン・ソロはこれだろ。
久米明のベン・ケノービも知性を感じさせるお爺さんな感じが完璧。
もっとも一番素晴らしいのはいうまでもなく
余計な台詞や息遣いは勿論のこと、C-3POの慇懃無礼さを常識はずれに的確に演じています。
他にもルークにアドバイスするときの、「微妙に小ばかにした」感じは抜群!