男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

番外編 初のブルーレイプレイヤー『パナソニック DMP-BDT330』購入

HDMI出力2系統の喜び

一ヶ月ほど前。突然パナソニックのブルーレイレコーダーのディスクが読み込みエラーになってしまいました。あれこれチェックしてみたんですが、どうやら逝ってしまわれたようです。多分修理すれば治るんでしょうが、数万円で新しいレコーダーやプレイヤーが買えるご時世ですから、買い替えどきなんだろうなと放置。

で、ディスクなんていまどきなくてもなんとかなると思いきや、無いと無いで意外と困ることが判明。

先ず購入したBlu-rayソフトが観られない(当たり前)。

そして、「ああ、あれちょっと観たいな」と思った時も、ディスクに保存したものが観られない。

こんな時のためにHDDにあれこれ録画していたけど、観たくなる映画に限ってディスクにしかなかったりする。

最初は新しいレコーダーの購入も考えたんだけど、4KのUHDがいよいよテイクオフみたいなこのタイミングで買い換えるのもなんとも悔しい。

ただ、前々から、プロジェクターで映画を観る際に、アンプにHDMI出力が1系統しかなかったためにイチイチ配線を背後に回って抜き差ししていたのが結構なストレスでした。それが面倒で結局「モニターでいいか」とかになった事もしばしば。

なので、アンプをHDMI出力が2系統のものに買い換えたいなと考えていた。

で、今回思いついたのは、ブルーレイプレイヤー(再生専用)ならHDMI2系統のものも安く手に入るのではないかと。

そこで調べてみると2年半前のこちらのパナソニックBDT330が合致しました。もともと日本ではレコーダーがメインの市場なので、プレイヤー自体それほどシェアを獲得していないんですよね。もちろん過去にも再生機は存在していましたが、それはやはりマニア御用達なので高額なフラグシップ系のものがメイン。ところが、さすがはパナソニック。エントリー機として実売2万円台や現在では1万円以下のプレイヤーを販売しているんですねえ。

とは言え、最新の機種は流石にコスパの関係でHDMI出力は1系統。このBDT330がHDMI2系統の機種としては今のところ最後の機種になっているようです。

それでも実売17000円とかですからねえ。安くなったもんです。


というわけで、早速届いたマスィーンを設置。プロジェクターへのHDMIコードをメインの出力へ。余っていたHDMIケーブルをアンプへ。夢の同時出力体制が整いました。


リファレンスとして『ゼロ・グラビティ』のドルビーアトモス盤を再生。字幕を観たら分かるように、2フレームほどプロジェクターの方が遅れています。ケーブルの長さのせいなのか、これは面白い発見でした。

実は購入時に『音楽なしバージョン』を再生したきり、アトモス版本編は観ていませんでした。アトモスに対応していないアンプだと7.1chとして認識されると聴いて、前から確認してみたかったのです。果たしてちゃんと7.1chとなっており、劇場で観たアトモスの記憶が確かなら、火災シーンなどのサウンドの密度や迫力として情報はリアに回されいるようです。家のシネスイチ板橋ではリアスピーカーはほぼ天井に近い場所なので、頭上とは言わないまでも効果は結構得られていたような気がしますw


ところで、最初に再生した時に、アンプへの音声入力がPCM2chのみになっており、他のソフトを再生しても同様でした。プレイヤーの設定で何かあるなと踏んで、ちょっと調べてみたらすぐに原因が解りました。

「初期設定」→「映像設定」→「HDMI出力」→「コンテンツタイプフラグ」ここを『切り』にする必要があります。

この設定が何かというと、HDMI出力がつながった機種を自動判別して「最適な法法に調整」する設定なんですね。要するに「余計なお世話」www

プロジェクターに接続しているので、「音声入力がマルチに対応していない(当然)」と判断されてPCM2ch出力に勝手に限定されていたというからくりです。この機能を切れば、音声出力がそちらに引っ張られることなく設定通りのビットストリーム出力に変わって、アンプにもロスレス7.1ch音声として入力が確認できました。

もしプロジェクター環境で同様に困っている方はご参考までに。

まあ、余計な設定は全部「切り」ってのは基本ですよね。AV界ではw


とまれ、初めてのブルーレイプレイヤー(再生専用機)は起動や何かも当然結構速いし、プラシーボを差し引いても画質が向上しているように感じます。売りの一つでもある「HDMI出力の1系統を音声専用」にする設定もやってみましたが、これは比較のしようがないので実感は解りませんw ただ、この設定を戻しておかないと、モニターで観ようとした時に真っ暗になってしまうので逆に面倒かもw プロジェクターでしか観ないって言うなら使ったほうがいいでしょうけどね。


というわけで簡単なレビューでしたが、映画をプロジェクターで観たり、ディスクでよく観たりするなら、結構安いですしプレイヤーを買ってもいいでしょうね。レコーダーのディスク駆動部を無駄に使うことも減るわけですし。


あ、パナソニック同士だとリモコンが同時に反応するのでw リモコン設定を変更するのを忘れずに。あと面倒ですからリンク機能も切っていいと思いますw 言わずもがなですが副音声再生も「切り」でw あんなの使うディスク殆ど無いしw

あと、お部屋ジャンプで真下に置いているレコーダーの録画したものも観ようとしましたが、反応がやはりかなり遅いので実用的じゃないですね。


ああ、やっとこれで届いていたたくさんのディスクが観られます!!