男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

格安レコードをあさって顔面テラテラの巻

今日も今日とてあれこれと音楽を聴き倒している毎日ですが、本日と先週に我慢できなくなって「レコード」を買ってきたお話を。

ここで勘違いしてもらっては困るのが、「おお! ついにレコードプレイヤーいやさ、ターンテーブルを買っちゃった!?」ということにはならないことです。

CD音源やらハイレゾやらを聴いて新しいスピーカーに感動しつつ、すでにテラテラな状態なのでコレ以上のテラテラは贅沢すぎると思っていたのも最初だけ、やはりいっぱしの波紋使いともなると「あらゆる欲望を同時に体内でコントロール」するのはたやすいことなのです。

ハイレゾ関係も満足に堪能していないというのに、同時にレコードプレイヤーも日々「あれにしようか、これにしようか、どれにしようか」という悩みの連続。こうなってくると「悩み中毒」とも言える状態。アンプとスピーカーでとりあえずの一区切りがついたので、今度はレコードプレイヤーのほうにリソースが割かれているんでしょうね。で、これもいつものことなのですが、「まったく踏ん切りが付かない」w

スピーカーもアンプもそうでしたけど、レコードプレイヤーなんかも考えているとキリがないんですよ。もちろん予算は「格安」という金科玉条があるわけですから、そんなに選択肢はないにせよ。です。

でまあ、「だったらソフトの方を先に買っちゃえよ」と。

誰でも体験していることだと思うんですけど、プレイヤーもないのにLDソフトを買ったりした時代と同様、「いつか買うだろうから」という先物取引ですよ。自分自身への。

だって、折角ハードを買ったって、ソフトがなければただのハコですからね。という常套句を呟きながら、まずは雨の中渋谷に行ってまいりました。

近年のアナログリバイバルブームをうけて、渋谷には中古レコードショップが軒を連ねていると噂に聴いていたのです。

そんな中、レコファン渋谷店に突撃してきました。

エレベーターが開くといきなりハコが幾つも並べられたバーゲンコーナーがお出迎えで、テンションがグっと上がります。

一応店内をグルっと回ってみたのですが、まあ、あるはあるは文字通り売るほどレコードがありまくりました。

で、ボクとしてはやはり「格安」の掟を守っているので、バーゲンコーナーに戻ります。というよりも、そんなルールでも設けないととても見きれないですよあんな量w

「これが欲しい、あれが欲しい」という目的意識がないとおそらく死んでしまいますね。


バーゲンコーナーとはいっても、かなりの量があるので、それを次々とあさっていきます。なんせ一枚100円の上に「10枚購入で半額」という「他に選択肢ないだろそれ」という大盤振る舞いの在庫処分ですよ。

そんなこんなでテラテラ油で顔面を鈍く光らせながら10枚をチョイス!





まずはサントラ関係から4枚セレクション。

大昔にレンタルしてカセットに録音したものを聴いていた『マイ・フェア・レディ
これまた鉄板だろうということで『サウンド・オブ・ミュージック
次はCD環境になったころによく聴いていたけど、レコードは初めての『ビバリーヒルズ・コップ2』 やっぱ「シェイクダウン」したいじゃないですか。
最後は前からレコードで聴いてみたかった『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』 2199でぶり返しているヤマト熱もあるので、これは良い物を見つけました。


続いて




大好きな井上陽水の初期アルバムを4枚見つけたので全部ゲット!
勿論どれもレコードでは聴いたことがないので、今から楽しみでたまりませんよ。それにしてもジャケットがでかいとこんなに魅力的だったんですねえ。当時のレコードのジャケットは、当然ながらこの大きさを想定して作られているわけですからねえ。昔の映画がテレビ放送なんて想定しないで画作りしていたのと同じで。


これでも父親が置いていったどでかいステレオシステムや自分でも高校生の時に買ってもらったパイオニアのコンポなんかでレコードを聴く環境は常にあったし、レコードもそれなりに買っていたんですが、当時はほとんどそういう物欲的な側面は考えていませんでしたねえ。若かったのか、今が歳を取ったのか。CDのコンパクトさと手軽さに一気にそっちへ移っちゃいましたもんねえ。



ちなみに父親が残していったステレオシステムはまさにこんな感じのやつで、多分ボクに音楽を聴く耳が備わっていれば「ズンズズン」というサウンドに涙を流していたことでしょう。いつのまにか粗大ごみで捨てられていましたけどw


持っていたレコードも結局引っ越しの時にまとめて捨てちゃいましたもんねえ。まあ、そんなもんでしょうけど。


閑話休題


そして、残りの二枚はこちら。



見つけた瞬間小躍りしてしまった、加山雄三の二枚組ベストアルバム。どれもこれも超いい歌のオンパレード! これは楽しみで仕方がない。

そして最後の一枚は、漁っていた時に「ん?」と思って戻ってみたレコード。ジャケットがやたらとカッコイイなあと思ってよくみたら、なんとバーンスタイン指揮ニューヨークフィルの「ショスタコーヴィッチ交響曲第5番」ですがな!

バーンスタイン指揮ニューヨークフィルのショスタコーヴィッチ交響曲第5番といえば、いうまでもなくこの東京での歴史的名演奏があげられますね。

ボクもぶっちぎりでこればっかり聴いてますけど、今回購入したレコードは多分59年にボストンで録音されたやつだと思うんですよね。めっちゃくちゃ楽しみですよ。


どうでもいいんですけど、LPレコードって想像以上に重いんですよね。10枚でやたらと重い。安いからといってまとめて買うとえらい目にあいそうです。