普通のiTunesの音楽ですらコレ!!??(視聴編)
ってなわけで、ちょっとしたトラブルはあったものの、さくさくっと設置を終えたので、あとは実際に音楽を聴いてみようじゃないですかという!
ここで、嬉しい悩みですよ。
「最初は何を聴くか?」
やはりオーディオヴァージンを捧げるなら、優しくて確実に楽しませてくれる相手がいいじゃないですか!
とはいえ、いきなりジョージ・クルーニー兄貴なんかを選んじゃったりしたら、後の男がすべて霞むのは確実。コーラを飲んだら(以下略)
とりあえず、階段は一段ずつ上がるのがベスト。
というわけで、最近しょっちゅう聴いているこいつをチョイス!!
まずは一番たくさん所持している資産であるCDからいってみようじゃないですか。でも、まあそこはそれちょっとハードルをさげて、まずはAからってな感じで、iTunesにApple Losslessで取り込んでいる音源からいってみます。いうてもロスレスですからね。基本的にはCDを同じ音質のはず。
うわあああああああああ!!!!!
え? 相手実はクルーニー兄貴だったの?! と。
これいつも聴いているやつ!?
隣に座って鼻くそほじっているような奴と付き合ってみたら、実はクルーニー兄貴だった的な、ダイナマイト一触即発的衝撃。
正直ナメてました。40年前のスピーカー、中国製デジタルアンプ、USB-DAC……どれもこれもちょっとナメてました。
危険です。ちょっと機材を揃えただけでコレですもの。果てしなく続く男坂のようなオーディオの階段の上にはどんな世界が待っているのやら。怖すぎる。
具体的に感動したのは、曲の最後なんですよ。もちろん迫力とか衝撃とか音圧とかありとあらゆることが桁違いに衝撃だったんですけど、曲が終わるときに、フっと終わるじゃないですか普通。実はそこに「残響」が聴こえるんですよ。音がスウウウウウウって消えていくんです。前から「なんで曲終わってるのに無音長いんだろう」と思ってましたが、無音じゃなかった! これには感動しました。
他にも「ええ! ここでこんな音が入ってるの」というのが連発。まさにビデオで毎日観ていた映画をハイビジョンで観ちゃった感じとおんなじです。
続いて、オーディオ環境を整えようと思い立った原因とも言えるコチラを。
当然「映画仕様バージョン」からw
こちらも実にいい!! 低音がビンビンに響いてきて、まさにジャジーなラロ・シフリンのカッコヨサが炸裂しています。
しかし、ここでちょっと思い立ったことからさらにとんでもないことに発展していきます!!!
・・・
ハイレゾを聴こう!
PCオーディオを始めよう!
ここらあたりを考え始めると、当然「再生ソフト」の事に行き当たります。何故ならiTunesはハイレゾで現在一般的なフォーマットである「FLAC」というものに対応していないからです。iTunesが対応しちゃったら、またそれはそれで便利になるんですが、現在ハイレゾやらPCオーディオやらとやろうとするとほとんどの人がこちらのソフトを使うことになります。
ボクは設定から何からすべてこちらのページにお世話になりました。ありがとうございます。
音楽再生プレーヤーfoobar2000の使い方まとめ | ハウツーIT
http://howto-it.com/fb2k.html
つまり、結局ハイレゾを最終的には楽しみたいわけだから、遅かれ早かれこちらのソフトをセッティングしなければいけないんだと。
なので、早速インストールをして設定をあれこれしたわけですよ。ここで一番重要だったのは、
WASAPI
ワサピって読んじゃっていいようです。要するにPCの音ってクリック音とかエラー音とかあるじゃないですか。あれも結局スピーカーから出るわけですよ。でも、音楽を聴いている時にそんな音が混じったらたまらないし。ソレ意外にも、純粋に音声をDACに直接送り出すことでやはりノイズやらなにやらの干渉を防ぐという意味もあるようです。
続いての設定は当然24bitやら96kHzやらに対応しているんだから、16bitやら44.1kHzのCD音源の音もそれで出力してやろうじゃないのという設定。ハイビジョンが普及してきた時もそうですし、現在では4Kなんかがそうですが、従来の画質が劣るソフトをアップコンバートして、それなりにしてやろうじゃないかという機能です。foobar2000にも簡易ながらもその機能がありまして、まあ簡易的なものだから大して期待していなかったんですよ。ところが!!
うがああああああああああ!!!!
音が変わるの!! 本当ですよ!!! 膜が一枚も二枚もなくなるような感じで、ものすごく鮮明になるんです。
この衝撃!
ホンの一時間前まで「クルーニーが!」だの「残響がぜんぜん違うんです!」だとと感動していた自分がすでに置いてけぼり。キスだけのはずだったのにいきなり相手がパンツ脱ぎ始めちゃったという。
お気づきいただけただろうか?
実はまだここまではCD音源でのお話。もう十分です。コレ以上は勿体無いですという満腹感。
ただし、ここで止めたら男がすたるってもんです。やはり最後はハイレゾに行っっちゃおうじゃないですか!!
続きは「ハイレゾ視聴編」へ続く! 乞うご期待!!