奥さんが病院からもらってきた「社長島耕作番外編」が面白かった。
少し前の話になるんですが、奥さんが診察の帰りに病院から持って帰ったのがコレ
表紙からしてもう「やっつけ感」が半端じゃ無いんですが、読んでみるとその「なんだ、こりゃ?」感も素晴らしいんです。勿論弘兼憲史イズムである「適当に終わる」も見事(これ、褒め言葉です。念のため)。
内容としては、糖尿病の指針である
(ヘモグロビン・エー・ワン・シーと読みます)
の測定を会社の健康診断に導入すべきであると島耕作が力説するというもの。
糖尿病に少しでも絡んだことのある人間なら誰でも知っているように、本当にこのヘモグロビン・エー・ワン・シーは合言葉のように重要な指針ですので、サラリーマンたちに絶大な人気を誇る島耕作を使ってその存在を認知させる目的は大きいわけです。もっと言えば『NARUTO』で「カカシ先生もヘモグロビン・エー・ワン・シー測っとけってばよ」とか、『ジョジョ』で 「『ヘモグロビン・エー・ワン・シー』というのを知っているかね? バービーくん」とか、それぐらいしても全然許されるぐらいのものです。ハイ。
んで、
弘兼憲史先生は直球ですから。認知度を上げるには「刷り込み」しかないと理解なさっているわけです。
まあ、その力説をとくと御覧じろ。
これで、貴方も絶対にヘモグロビン・エー・ワン・シーを測っておこうという気になったはず。
いや、皆さんぜひとも「機会があれば」ではなくて、積極的に定期的に「ヘモグロビン・エー・ワン・シー」を測りましょう。