ワイルド・スピード予習その１『ワイルド・スピード』★★
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こんな話だったんだ
やたらと巷の評判のよい最新作『MEGAMAX』を観たいと思い、だったらシリーズをちゃんと観ておこうと。
毛程も興味がなかったからなのか、ストーリー自体も「車が出てくる」という程度の、『ジョーズ』＝「サメが出てくる」レベルのヌカ知識のみで視聴。
なので、結構意外な展開に驚きつつ、「敵なのか？ 味方なのか？」という、恐らく製作者が意図した楽しみを純粋に堪能した極少数の人間だったことだと思います。そんなのたぶん中学生までだろうから、やはりこの映画をキチンと楽しんだと言えるんではないでしょうか。
ただ、ロブ・コーエンは相変わらず「中途半端」な演出に終始しており、「乗り切れない」の一言で片付いてしまう凡庸な作品でした。カーアクションが当然メインのはずなのに、そこでイマイチ燃えないってのはいかんともしがたい。
ただ、まだ３作もあるし、『MEGAMAX』を含めればあと４作もあるわけで、どう転んでいくのかある意味楽しみではあります。
でも、『２』の監督ジョン・シングルトンって……大丈夫なのか？
