男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

マシュー・ヴォーン監督のデビュー作『レイヤー・ケーキ』★★

まったく高揚感のない凡庸な犯罪もの

キック・アス』で時の人となったマシュー・ヴォーン監督。彼のデビュー作である、『レイヤー・ケーキ』を観ました。

以前から作品自体は知っていたのですが、なんとなく観る気がしなくて放置していた作品です。『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督のデビュー作なのだからと重い腰を上げて観たところ、やっぱりというか、思ったとおりというか、特に何かがあるわけではない(あくまでボクにとってですが)、平凡な犯罪ものという印象の作品でした。

途中途中に変なユーモアがある部分は面白かったし、作品に登場する黄色い車が『キック・アス』でペシャンコにされる車と同じタイプだった事が確認できたのは嬉しかったです。

大好きなリサ・ジェラルドが参加した音楽も、彼女の部分だけ露骨に浮いている気がしました。

ぶっちゃけこの作品を『キック・アス』の前に観ていなくて良かった。観ていたら観に行かなかったかもしれません。