男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

ヒット・ガールのタフガイ歩き


ボクが初めて『キック・アス』を観たとき。ヒット・ガールを演じているのが、クロエだなんて知りもしない時。強烈に印象に残っているのが、この”上半身を威嚇するように振りながらヌシヌシとあるく「タフガイ」歩き”でした。この前のシーンでマントをビッグダディの消火用に使ってしまったため、背中が丸出しなのも実に効果的。

悪態をついたり、可愛子ぶったりといった芝居は、言葉は上手くないが「シナリオ」をなぞっただけに過ぎないんだけど、ヒット・ガール=クロエ・グレース・モレッツが一味も二味も違うのは、この「タフガイ歩き」に代表されるような、誇張されたリアリティに尽きる。

ミンディの時は、ナイフをブンブン振り回したりはするけど、あくまでも11歳のあどけなさの残った芝居をしておいて、一度ヒット・ガールのコスチュームを身につけた途端に、「お行儀が悪いぞ」とビッグダディに怒られるほど態度が豹変する。

あれこそ、クロエ・グレース・モレッツの芝居力の成せる技。

それを確信したのが、上の「タフガイ歩き」なんです。

もう、広背筋が鍛えられすぎてああいう動きになってるとしか思えないムーブですよ。

あの役作りはホントに凄いと感心します。

しかも次のカットでこの顔だし。


やっぱり、ヒット・ガール=クロエ・グレース・モレッツは最高だなという結論でした。



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