ジョン・バリー死去
ブルース・リー「死亡遊戯」オリジナル・サウンドトラック
サントラ
Pla-Flavour 2003-11-27
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ジョン・バリーが亡くなりました。
ジョン・バリーは数多くの傑作サウンドトラックを作曲していますが、美しい旋律と燃えを両立させているイメージが個人的には強く、大好きな作曲家でした。
一番最初に好きになったのはやっぱり上記の『死亡遊戯』です。綺麗なメロディなのに燃えるという、ボクの中のイメージはこれで確立されているのかもしれません。ラロ・シフリンの有名過ぎる『燃えよドラゴン』の後を受けてるはずなのに、まったくプレッシャーらしいものを感じさせない、独自の燃えを生み出していますね。怪鳥音が必要ないってのも大きい。
燃える!
次はやっぱり007。
ボクが初めてレンタルビデオで借りたビデオは『ロシアより愛をこめて』なんですが、まあとにかく音楽がかっこよくて、一発で夢中になりました。
アバン・タイトルが終わった瞬間、クレジットが出ると同時に始まるこのイントロが激燃え。
そして大好きなのがジプシー村で行われるキャットファイトのシーン。あそこの音楽が無意味に燃える。
徐々に刻んでいく感じが実にジョン・バリーっぽくて最高なんですよ。
そして、エヴァでもパクっていたボートシーンでのこの音楽ね。これも燃える音楽と美しい旋律が共存しているんですよね。
そして、美しい旋律といえば何と言っても『ある日どこかで』。
音楽聴いただけで泣けるよ。”パガニーニの主題による狂詩曲”にまったく負けていない美しさ。
ご冥福をお祈りします。