男たち、野獣の輝き

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Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

キックアス公式メイキングブック”Kick-Ass: Creating the Comic, Making the Movie”


Kick-Ass: Creating the Comic, Making the Movie
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ヒットガールの珍しいスチルが

国内在庫はないようで、2週間ほどで到着しました。値段はドル換算でも送料を考えると国内amazonで購入するのがベストだと思います。

基本的に映画版『キック・アス』のメイキング本になっており、各ページにコミック版のクリエイターコメントなどが入る構成。映画版のキック・アスが好きな人ならたまらない本になっています。

各章は大まかにキャラクターごとに分けられており、キック・アスくんはさすが主人公だけあってたっぷりとページ数が割かれています。コミック版にはあった「入院中のミイラ状態」も撮影されているようでスチルが多数掲載されています。さりげないけどXbox360のコントローラーが置いてあって、「アメリカだな」と思わせるんですよね。

コラム形式でキャストや監督、脚本家のコメントも書かれていて楽しいです。

ページも半分ぐらい過ぎたあたりで遂にヒット・ガールの章になります。個人的にはもっとページを割いてもいいように思いますが、次々と出てくる珍しいスチルに歓喜の声。

ビッグ・ダディ救出シーンの撮影ピンナップ

明るい照明の下で見るとセットの作りとかがよく分かりますね。


武装の詳細がよく分かりますね。ホルスターもチラッと確認できます。


ナイトビジョンゴーグルを装備した状態のヒット・ガール。

映画ではすぐに外すカットで少しだけ確認できますが、ちゃんと装備しているスチルは貴重。おおぶりのサイズなのが実に似あっています。


バタフライナイフを振り回すミンディ

ビッグ・ダディの章でもチラホラ写真があるのが嬉しい。


まさかのヒットガールベルトを持って現れるデイモン。

「バイバイだ」って場面で、ヒット・ガールが部屋なのにあのベルトだけ装着しているのが何気に面白いんですが(手裏剣投げるため)、お父さんの手作りと思われるピンクの可愛いベルトを手に持っているのはかなり貴重な写真。あのベルトはヒット・ガールのキャラクター造形に大きく貢献している名デザイン。

そういえば、コスチューム・デザインの女性のインタビューも載っています。

デザイン画も多数収録されて資料的価値も高い。

ブチギレ寸前のヒット・ガール。

ヒット・ガールのデザイン画も掲載。パープル・ウィッグを付けていないツインテール状態なのが驚きです。あの紫頭はクロエ自身もアイデアを出しているそうです。あの髪型なくしてヒット・ガールは成り立ちませんからね。


というわけで、絵コンテも一部掲載されていたり、デイモンの描いたアメコミもフルで収録されていたりする、かなりナイスなメイキング本。日本発売はまず無いでしょうから(泣)、値段も安いので輸入盤を購入しましょう。