男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

映画秘宝のベスト10発表


一位&ベストシーン&ベスト女優

という訳で本日発売された映画秘宝で、2010年のベスト10に我らが『キック・アス』が一位に選ばれました。まあ、これを一位に選ばないで何が「映画秘宝」だって気もしますが。

ベストシーンは「ヒット・ガールの殴りこみ」シーンが選ばれたんですが、個人的にはクロエ・グレース・モレッツ自身も一番大好き(撮影も一番大変だった)だと話していた、「ビッグ・ダディ(おまけでキック・アス)救出シーン」を推したい。もちろんどのシーンもベスト・シーンではあるんですが、こと「燃える」という事に関して言えば「救出シーン」は飛び抜けていると思いますよ。殴りこみシーンと同様に「くるぞくるぞ」という歌舞伎的な盛り上がりの上に成り立っているシーンなのに、「引っ張り方」が尋常じゃないですからね。ネット配信というガジェットを用いて、登場人物たちと「盛り上がり」を共有させる作劇も異様な完成度だし。ビッグダディとの絆が炸裂する涙腺決壊の戦法と、それを確実にもり立てる「泣き」の音楽もピカイチ。

いや、もちろん「殴りこみシーン」の燃え方も半端じゃないんですけどね。ははは。


クロエ・グレース・モレッツがベスト女優に選ばれた記念に”ヒット・ガールの衣装のままインタビューを受けるクロエ・モレッツ”の動画を

この「ふんぞり返った」態度が素晴らしい。ヒット・ガールが全く抜けていない。


そういえば、『スクリーン』のベスト10も今日発売の号で発表されていたのですが、何気に12位に入っていましたよ。