『部長 島耕作』
部長 島耕作 全7巻 完結コミックセット (講談社漫画文庫)
宇宙の中心島耕作
基本的に作者の趣味嗜好がそのまま反映される作品なので、いきなり本社から出向していろんな職業に就く自由さが楽しい。最初は個人的に興味のないワインの買い付け話で退屈だったのですが、CD業界へ出向してからは俄然面白くなってくる。
ストーリー的にも「課長」で放ったらかされたままだった、エピソードの回収が荒技中の荒技で、これは読んでいて止めるに止められない面白さ。
ほんと全宇宙が島耕作を中心に回っていく様は、まさに漫画世界でしか堪能できないダイナミズムで楽しすぎる。
『課長』も早く読み直さねば!