文芸ジャンキーパラダイスさんの引用を引用
「俺の所のチームでは、ポーカーに負けた奴が金を払い、罰ゲームに『火垂るの墓』を見ることになってたのさ。あまりに過酷なペナルティに第2回を最後に封印されたがな!」(アメリカ)
高畑勲監督はインタビューで、「実写でできることをどうしてアニメでやるんですか?」ときかれたところ(この質問している人間も程度が知れていますが)、「実写だと意識から流れていくディティールがアニメだと印象深く残る(こんな感じのこと)」と答えていて、ずいぶん合点がいったのですが、それの見事すぎる証明が『火垂るの墓』ですよね。
スピルバーグもそうだけど、こと「反戦」を真っ向からテーマにすると、加減するわけにはいかないから、とんでもないものを作っちゃうよね。