のだめカンタービレ最終楽章 前編 特別編

大幅なカット

土曜日に放送していた《特別編》を全部観ました。

新撮部分は竹中直人演じるシュトレーゼマンが屋敷で色々と回想しているシーンで、それに合わせるようにテレビシリーズの映像を挿入する感じです。狙いとしては、いよいよ完結編となる『最終楽章 後編』に一見さんをできるだけ呼び込もうというものですね。まあ、あんだけでは何がなんだか分からないとは思いますが、気分的な復習としてはありなのかも。

ただ、「前編」をこれで初見する人にとっては、カットされたシークエンスがかなりあるのでもったいないかもしれません。

具体的には千秋がボロボロに失敗するマルレオケの最初の公演がまるまるカットされている。あれがないと、千秋が最初から成功しているように見える。あれは千秋でも最初の仕事に失敗するっていう前フリがあるから盛り上がるんですからねえ。

まあ、『後編』公開前の盛り上げとしては十分だと思います。

僕は水曜日にでも観にいこうかなと思っています。

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コミックも全部読み直したのですが、そういえば千秋のお父さんって今のところ登場していませんね。アパートの絵描き長田さんもそれに合わせて出てきていないのかと思っているんですが（彼に会いにくるってのが初登場だから）。

個人的に千秋のお父さんって全然好きになれないし、ストーリー上の存在意義があやふやなのでカットしたのは正解だと思いますよ。二ノ宮知子もとりあえず貼っておいた伏線を持て余していましたし。

番外編が収録された24巻は今月26日発売。