『アフタースクール』を奥さんと観る

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二度目はさらに面白かった

昨日書いたとおり、今日も”奥さんと劇場”を開催。演目は内田けんじ監督脚本の『アフタースクール』。

結果から言うと

奥さん大満足！！

久々に堪能したそうです。先日の『キサラギ』はイマイチ乗り切れなかったようですが、今回は「ぜんぜんチャンネル合わせる必要がなかった」そうで。

ボクも劇場で観終わったときの満足感たらなかったもんで、奥さんも同じように思ってくれて大変うれしい。

「ご存じ」大泉洋さんの「役者としての資質」が大いに活かされたキャスティングですが、堺雅人をはじめとする全員が実に巧妙にキャスティングされていることに改めて驚きます。

練りに練られた脚本と、「分かりやすい映画が大好き」な内田監督らしい巧妙さが堪能できる逸品。インタビューでも「行間に滲ませるようなものを作るためにはまず写実をしっかり勉強しないといけない」と言っているように、欠片も残さず「写実」されているのが素晴らしいです。

そして何より大好きなのは、目指している精神が気高い事ですよね。これは凄く重要で、作品は必ず作っている人間が反映されるわけですから（反映されないような作品はどうでもいいとして）、その人間が低俗だと実に気分が悪いもんです。作り手はいつでも「黄金の精神」で作って欲しいもんです。

だから、大泉洋の終盤の名セリフが心に響くんですよね。

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薄いムックなのですが、インタビューなども充実しています。

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内田けんじ監督の商業デビュー作。こちらも傑作。

男たち、野獣の輝き