男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

2009年の映画を振り返る

今年ももうすぐ終わりです。一応『アバター』も観たので今年はもう映画館へは行かないと思います。

なので、毎年恒例の今年一年の映画を振り返る企画を。


まああ、今年も映画館に行ってないし新たな新作を観てもいない。いかんなああ。
WOWOWとかスカパーとかで放送していてもなかなか観ないもんなあ。

とりあえず一覧にしてました。

007 / 慰めの報酬  [Blu-ray]

『007慰めの報酬

今年一発目はこちらでした。何度も観るとスルメのような味を出してくる前作『カジノ・ロワイヤル』の続編。ただし、こちらは派手でスピーディーなのはいいんですが、ちょっと現代風味過ぎるかなあ。WOWOWなどで放送したらもう一度観なおしたいです。そうしたら前作どうようスルメのように楽しめるのかも。


13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

13日の金曜日

これはやっぱり「13日の金曜日」に公開したってのが大きいですよね。久々にホラー映画が自分の中で盛り上がって、プチブームでした。久々にシリーズを観なおしたり。このリメイク作は下手に出来をよくしようと欲張らず、徹底的に今までのシリーズを踏襲した上でリファインしたのが勝因だと思います。あと、やっぱり前代未聞のアバンタイトル! あれはやったもん勝ちでしたがすばらしかった。


ブラッディ・バレンタイン 完全版 3Dプレミアム・エディション (初回限定生産) [Blu-ray]

『ブラッディバレンタイン3D』

映画としては最低でしたが、露骨に3D映画らしく「飛び出す」演出に固執していたのは笑えました。どう考えても3D映画って「奥行き」がすべてだと実感。この点をわきまえていた『アバター』は正しい。


ヤッターマン “てんこ盛りブルーレイ” [Blu-ray]

ヤッターマン

今年上半期はこれが一番強烈でしたね。とにかく深田恭子ドロンジョ様がすべてを持っていったといいでしょう。僕の心も。スピンオフが作られるということなので、ただただあのご尊顔を再び拝見したいもんです。

U23D』

これは3D映画としての迫力と、U2のコンサートとの迫力が見事に融合していましたね。本当にコンサートを見ているような気分が味わえました。これってそういえばソフト化されないのかな?


ワルキューレ [Blu-ray]

ワルキューレ

そんなに悪い映画じゃないんですが、あんまり印象に残らないのは『イングロリアス・バスターズ』がすばらしすぎたからでしょうか? この映画にはあの「足元がいつ抜けるかわからない絶対恐怖」が決定的に欠けていますよ。ブライアン・シンガーにはそこが限界なのか?


グラン・トリノ [Blu-ray]

グラン・トリノ

傑作『チェンジリング』の直後にこれをあっさり作っちゃうイーストウッドはすごすぎます。むちゃくちゃいい映画なので必見。『ダーティハリー』世代にはこたえられない描写も多数あり。
家の奥さんが映画館で号泣してました。


スラムドッグ$ミリオネア[Blu-ray]

スラムドッグ・ミリオネア

アカデミー賞を獲ったりして話題でしたが、正直ぼくはそんなに好きじゃありません。


スター・トレック スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

スタートレック

これはすばらしかった。本当にわくわく楽しめる作品で、エイブラムスの底力をはじめて知りました。リピートして観るとこちらもスルメのように楽しくなる映画です。


ターミネーター4 スペシャル・エディション [Blu-ray]

ターミネーター4』

これはキツイ映画だったなああ。劇場の最前列で観ると言う物理的にもキツイ鑑賞でしたが、それを差し引いてもガッカリな映画でした。サム・ワーシントンが出てたんだなそういえば。


トランスフォーマー/リベンジ スペシャル・コレクターズ・エディション  [Blu-ray]

トランスフォーマー・リベンジ』

これまた……(以下省略)


ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:破』

これはもういうまでもなく今年一番興奮した映画でした。この映画のショックでしばらく映画館へ新作映画を観に行ってないぐらいです。ははは。


ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 [Blu-ray]

ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』

久しぶりの『ウォレスとグルミット』なのに、観た記憶がほとんど残っていない。たぶんタンゴの帰りに観に行ったことと、同時上映の初期三部作が面白すぎたので、印象が掻き消えたんだと思います。悪い作品じゃないんですが、初期三部作があまりにも面白すぎます。


Inglourious Basterds (2-Disc Special Edition) [Blu-ray]

イングロリアス・バスターズ

タランティーノがお気楽に作った戦争映画と思わせておいて、超ど級に本気モードだった傑作。ドイツ語とフランス語をきちんと登場人物が使うという当たり前のリアリティがキチンと描かれることがまずすばらしく、それによって恐ろしいほどのサスペンスが生み出されています。正攻法の作劇でもこれだけ作れるんだから、やっぱりタランティーノは本物ですね。


Up (4 Disc Combo Pack with Digital Copy and DVD) [Blu-ray]

『カールじいさんの空とぶ家』

こちらは期待していただけに残念。大味すぎますよ。


アバター

キャメロン12年ぶりの新作だったのですが……。まあ、予想通りだったといえばそうなんですけどね。



劇場以外
『GSワンダーランド』
『容疑者Xの献身』
チェンジリング
クライマーズ・ハイ
ヒットマン
カニング・キラー殺戮の沼』
母べえ
チーム・バチスタの栄光
『ハンコック』
デトロイト・メタル・シティ
『ウォンテッド』
プロヴァンスの贈り物』
パトリオット
『REC』
ダイアリー・オブ・ザ・デッド
歓喜の歌』
『歩いても歩いても』

記事をさかのぼってみると思ったよりも観ていて驚きました。

『GSワンダーランド』とか『クライマーズ・ハイ』はすごくはまりました。

『REC』も強烈に面白かったので、早く続編がBDになってくれないかと期待しています。ははは。

イーストウッドの『チェンジリング』は超傑作。

母べえ』は二度と観たくない。