男たち、野獣の輝き

旧映画ブログです。

Beauty Devaisethのファイナル・ファンタジー14新生エオルゼア奮闘記

上田文人氏インタビュー

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090928_317991.html

GAME WATCHさんのインタビューです。

編: というと、今回も「つかまって」というのは大きなポイント?

上田: そうですね。ビデオゲームは、やはり“感触”が大事だと思うので。


いやあ、さすが『ICO』と『ワンダ』の作者だけあって、大事な部分をハズしてない。

ゼルダ』の”押す””引く”、『マリオ』の”ブレーキですべる””空中の姿勢制御”、そして『ICO』の”手を引く”『ワンダ』の”しがみつく”。まさにこういった要素がコントローラーを手に持つコンシューマーゲームとして一番大事な要素だとボクも思っています。なぜなら、こういった”疑似体感”こそがプレイヤーをキャラクター(ゲーム世界)に引き込む一番大事なところだと思っていますし、これこそが他のエンターテインメントと決定的に違う部分だと思うんですよ。
なので、今回の『人喰いの大鷲トリコ』ではどういった”感触”を使ってくるのか楽しみです。

編: 先日の基調講演でモーションコントローラ(仮)が登場しましたが、感触という点では良さそうです。

上田: あ〜、まぁでも、ちょっと逆かな? というイメージはありますね。どちらかというと、モーションコントローラ(仮)は入力のほうですよね。感触っていうのは、振動であったり、解像度もそうですし、アウトプットのほうなので。真逆かなというイメージがあります。

そうそうそうそう! Wiiのリモコンにしろ、あれは全然「逆」ですよねえ。だって、感触はプレイヤーの脳が擬似的に作り出さないといけないんですから、RPGで”ダイスを振る”行為が”剣を振る””防御する”などなどの「見立て」になるのと同義であって。全然別物ですよ。